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マンガは全巻セットが有利
前回の記事では、ゴールデンウィークの軍資金をつくるために読まなくなった本を売るときのコツなどをお伝えしました。今回は、マンガについてです。書籍とマンガでは同じ「本」でも売り方などに違いがあるのです。
この違いは、巻数に関係します。マンガの場合、1巻で完結してしまうのは希で、ほとんどが複数巻になります。そのため、すでに最終巻まで出ている漫画を売るときには、全巻セットになっているととても有利になるのです。
もしフルセットになっていない場合には、ブックオフなどで歯抜けの巻を買ってでも揃えた方がいいでしょう。ただし、あまりにも不足している巻が多い場合には、そろえるコストの方が高くなってしまうので、このあたりは計算をする必要があります。もちろん、歯抜けになっていても、それを商品説明に明記すればOK。
絶版のマンガは非常に価値がある
昔の漫画は、すでに絶版になっていることも多く、それは高値がつくお宝商品といえます。私も以前、キャンディキャンディを売ったところ、定価の2倍近い価格になった経験があります。当時は何気なくオークションに出品したのですが、すでに絶版になっていたのでコレクターがオークションで買っていたわけです。
自分が子供のころに読んでいた漫画があれば、今の時代に価値が数倍になっている可能性は決してゼロではありません。
ダメージは明記する
漫画を売る時でも、状態によって価格が変化します。当然、新品同様の状態が一番いいのですが、一度人手に渡ったモノなので、多少の傷はつきます。保管の方法によっては日焼けをしてしまうこともあるので、ダメージに関しては正確に相手に伝える必要があります。特にオークションなど直接商品を見ることができない取り引き方法の場合にはなおさらです。
ゆうメールや宅急便で送る
店舗に持ち込む意外の方法で売るときには、書籍と同じように郵送をすることになります。複数冊になっても3kgまでなら郵便局のゆうメールを使うことができます。
一方、数十巻になると、ゆうメールの範囲外になるので宅急便やゆうパックなどを使いましょう。ちなみに、ゆうメールは本やDVDなどを送るときに使う方法です。外側の袋に切り込みを入れたり、一部を透明にするなど、中身の確認ができるようにしておく必要があるのでご注意を。(執筆者:川崎 さちえ)