6月21日に群馬県富岡市の「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録されました。日本で18件目の世界遺産だそうです。おめでとうございます。
筆者は元々群馬県の生まれで、富岡市にほど近い藤岡市で生まれ育ちました。という事で群馬県になじみもあり、昨年山梨県の富士山が世界遺産登録された後に、山梨県と群馬県の「地方自治法60周年記念貨幣」を購入しました。
このときは、記念貨幣の表面が山梨は富士山と葡萄と認識していましたが、群馬県は女性と何やら明治5年と書かれた石碑のようなもので特に気にも止まりませんでした。今回改めて調べてみると「富岡製糸場東繭倉庫キーストーン」とありました。二つの記念貨幣とも世界遺産つながりだということで嬉しく感じています。
発行枚数は172万枚という事で現在も販売されているようです。額面は500円の貨幣ですが、価格は税込み1,028円となっています。カードケースに入っておりケースには富岡製糸場の全体像も描かれています。その他記念切手とセットになっているものもありましたがすでに受け付けはされていないようです。また、すでに完売となっている千円銀貨幣はカラーで発行枚数も10万枚となっています。(詳細は造幣局HPにてご確認ください)
今回は買えばお得というものではありませんが、お金の知識を高めるという意味で、造幣局のホームページを見たり、様々な記念貨幣を知るという事も大切ではないかと思いご紹介させていただきました。
記念貨幣を購入すること貨幣への興味が少しでも湧いてきたら、お金の知識アップチャンスです。記念貨幣には様々な種類がありますが、オンラインでも貨幣が購入できる造幣局のホームページには様々な情報があります。
今年度から消費税がアップされるという事で実は1円玉の製造量が大幅に増えたと報道もありました。では、実際昨年1円玉が何枚発行されたかというと55万4千枚です。多いのか少ないのかというと、平成元年には約23億枚も発行されているのです。おそらく消費税導入元年の為であると思われます。
また、500円硬貨が実は平成12年から素材が白銅からニッケル黄銅に変わっています! 皆さんお気づきでしたか? といったことから、貨幣の偽造防止技術やお子様向けに勉強のできる「ぞうへいきょく探検隊」というものもあります。(筆者お気に入りは「知ってる?」の中のお金に関することわざです。「悪銭身につかず」などなど)
消費税が上がった今年ならではという事でお子様とご一緒に貨幣についても学んでみませんか?(執筆者:瀧澤 宏行)
【外部参照】
独立行政法人 造幣局