「毎月お給料は入ってきているので、なぜかお金が貯まらない…。」
「お金を貯めようと思っているのに、気が付くと使いすぎて貯めるお金がなくなってしまっている…。」
このような方が周りにいませんか?
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もし皆さんがこの状態に当てはまるなら、日々の行動の見直しが急務です。このままの生活を続けていると、お金に逃げられる体質になりかねないからです。
では、これらお金を貯められない人にはどのような共通点があるのでしょう。今回は、それを通帳面から読み取ってみたいと思います。その前にまず、お金の流れの原則を考えてみましょう。
この簡単な原則は、皆さんすでにご存知のものと思います。
貯蓄ができない二大原因は、お金を貯める仕組みを作っていないこと・支出の管理ができていないことです。
その上手い下手は、その人の預金通帳を見るとよくわかります。
目次
お金の貯まらない人の通帳は?
では、貯金が下手な人の多くに共通することとはどのような点なのでしょう。その逆ができれば、お金の管理が上手になるかもしれません。
(1) 収入をそのまま普通預金に入れている
(2) 少額の引き出しが多い
(3) クレジットカードの支払いが高額
(1) 収入をそのまま普通預金に入れている
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ここから、貯める仕組みを作っていないということが読み取れます。
普通預金に入れているといつでも引き出すことができるためついつい使ってしまいがちになり、結果残高が定まりません。
また、残高がある程度入っていると安心してしまい、つい大きい買い物をしてしまうこともあります。
計画的にお金を貯めるのであれば、しっかりと別枠で確保した方が良いでしょう。
(2) 少額の引き出しが多い
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少額の引き出しが多い人は、少額の買い物を良くする・自分のお財布の中身を把握できていない場合が多いです。
一度に大きく残高が変わらないため、無駄遣いをしている意識があまり無いのです。
しかし、「塵も積もれば山となる」という諺の通り、月単位で引き出した金額を合計すると、思いのほか使っていた、というケースが多々あります。
例えばコンビニでつい買ってしまうお菓子やちょっと目についた雑誌・小物等…思い当たることはありませんか?
必要で買いに行ったものではなく、その場で、「いいな」と思ってついレジに持って行ってしまったという経験はありませんか?
一回の額はたいしたことなくても、これも回数が増えれば増えた分だけ金額が嵩んでいきます。
(3) クレジットカードの支払いが高額
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このような通帳の人も、支出の管理がうまく行っていない場合が多いです。
通常、クレジットカードの支払いは通帳面では一行で表され、その支出の内容までは読み取れません。
一時的でなく恒常的に、毎月固定で支払っている支出以上の高額の支払いが続いているようであれば、カードでの買い物の中身の見直しが必要です。
クレジットカードは、お財布からお金が出ていかないためお金を使っている感覚が低く、支払いが高額になる場合が多いからからです。
いくつか当てはまる点はあったでしょうか。
もちろんこれらに当てはまる人の全員が貯金ができない・支出の管理が下手なというわけではありません。
しかし、貯金をするためには、お金の流れを見直すことが必須です。
まずお金の流れ、具体的には貯金の仕組みと支出の中身を見直し、労働の対価である収入をより将来のあなたのために働いてもらえるように道筋をつけてみてはいかがでしょうか。(執筆者:高橋 幸緒里)
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