10月1日にドル円の為替が1ドル110円台と6年ぶりの円安をつけました。アベノミクス以来円安株高の動きは現在も続いております。すでに株をお持ちであった方はかなりの恩恵を受ける事が出来たのではないでしょうか?
株式市場はこれからも続いていきます。そして、新たに株式投資を始める方もいらっしゃると思います。
しかし、「NISA」という非課税制度が始まっても中々若年層にまで投資が浸透しませんでした。そういった背景もあるのか、SBI証券では多くの若者が利用している「LINE」を利用しての証券サービスに至ったのではないかと感じます。
目次
「LINE」投資の手順とポイント
実際に筆者が利用してみました。ポイント等も踏まえての解説を行いたいと思います。
■1. まずは、LINEを開き、その他>公式アカウント>「SBI証券」でID検索し、SBI証券のアカウントと友だちになります。
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■2. 「トーク」でやり取りを行います。
■3. 現在行われているサービスは
・上場各社の株価(国内株式)
・日経平均株価
・TOPIX
・米ドル・円/ユーロ・円
の照会ができます。
■4. 例えば「トーク」でトヨタと入力します。
すると、
豊田通商(8015)
豊田自動織機(6201)
トヨタ紡織(3116)
富士重工業(7270)
と出ますので、参照したい銘柄コードを入力してください。
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■5. 「トヨタ自動車」を調べたいので「7203」と入力します。
■6. すると、
詳細はこちら>SBI証券のスマートフォンページリンク先
と、返信がきます。
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■7. 株価はSBI証券に口座をお持ちでない方は20分遅れの株価になります。
SBI証券に口座をお持ちであれば「コネクト」という作業をする事によりリアルタイムでの株価情報を取得できます。こちらは「トーク」で「コネクトする」と入力するとリンク先が表示されますので案内に従って下さい。
利用の流れ的には上記のような感じになります。
テーマやキーワードで企業を調べることも可能
その他入力内容で便利なところは、トヨタなどの個別具体的な銘柄ではなく、「テーマ」に沿った企業を調べるときにはトークにテーマ内容を入力すると企業が表示されます。
例えば、究極のエコカー関連である「水素」と入力します。水素というテーマでは
三菱化工機(6331)
エア・ウォーター(4088)
FDK(6955)
日本精線(5659)
と表示されます。自分では知らなかった企業が表示され、新たな投資先の発見へとつながる事もあるでしょう!
流行りもので照会してみます! 「妖怪ウォッチ」と入力すると、バンダイナムコホールディングスの情報が表示されます。
身近な物で照会してみます! 「洗剤」と入力すると、花王・アース製薬・ライオン・三洋化成工業・パーカーの五社の情報が表示されます。
このように、気になったキーワードでどんどん株価照会してみてください。使い方が分からなくなったら、「助けて」と入力すると「Q&A」をご覧くださいとリンク先を表示してくれる機能もあります。(使い方は簡単なのでほぼ迷う事はないかと思いますが…)
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取引を行うにはSBI証券に口座開設が必要
また、今後実際の取引を行う際は、口座をお持ちでない方はSBI証券の口座を開設する必要があります。
SBI証券で口座開設する⇒公式サイトへ
そして、「LINE」で照会した銘柄の個別ページへ行き、四季報という企業情報を確認したり最近のニュースを読んだり、「チャート」という株価の値動きを記した図を見てトレンドを確認したり、投資指標である「PER」、「PBR」、「配当」なども確認してからの売買という事になります。
初めて株式取引を行う方は銘柄選びが難しいと思いますが、アドバイスとしては良く知っている企業の株式を購入することをお勧めします。
スーパーでよく見かける商品や、よく食事に行くお店、乗っている車や家電などのメーカーなど身近な所に上場している会社は沢山あります。「ご自身の身近から!」をテーマに、SBI証券の「LINE」証券サービスを使って探してみてはいかがですか。(執筆者:瀧澤 宏行)