クレジットカードを整理する際、いらないカードを解約することもあると思います。今回は意外に知らない人もいるクレジットカードの解約方法についてです。
クレジットカードはただ捨てるだけではNG!
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クレジットカードを整理する際「もう使わないな」というクレジットカードは何枚か出てくるのではないでしょうか。みなさんはいらなくなったカードはどうしていますか? ハサミで切って捨てて終わりにしていませんか?
カードは解約手続きをとらないとずっと使える状態になっています。カード自体を捨てても、カードの番号自体は生きている状態なのでネットショッピング等では使えてしまいます。また、悪用のリスクもあります。
カードの有効期限切れになれば自然に消滅すると考える人も多いですが、期限が更新されたカードが自動発行される場合もあります。きちんとカード会社に連絡をして、解約手続きを行いましょう。
解約手続きはどうやってすればいいの?
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各社、解約手続きの方法は異なっていますが、
ほとんどの場合はカードの裏に書いてある問い合わせ用の電話番号に電話し、解約したいと伝えれば数分で手続き終了です。
カードの支払いがまだ終わっていない場合を除き、基本的には即時でカードの解約をすることができます。書面を出さなければならないのでは、などいろいろと想像される方が多いですが、基本的には口頭で伝え本人であることが確認できれば完了します。
注意すべきは、カードを解約するとすぐに復活することはできない点です。
そのカードをまた使いたい場合は再度申し込み・審査が必要になるため、解約する際は今一度本当に使用しないカードかを確認しておきましょう。カードを解約した後、手持ちのカードはハサミを入れて(ICチップ付きのカードはICチップ部分も)使えなくして廃棄します。
解約してしまえばそのカード番号はもう使えなくなりますが、万一の場合を考えカードの廃棄はしっかり行い、ゴミとして捨てる際もビニール袋で透けているということがないよう、多少厳重に廃棄したほうが良いでしょう。
カードの解約は簡単に行うことができますが、きちんとカード会社に意向を伝えることが必要です。整理・大掃除の際はお忘れなく!(執筆者:小山 菜々恵)