救急病院からリハ病院への転院時に、数か所を提示された時の選択方法をご紹介します。
最近、横浜の老人ホームで、入居者虐待で階上から落とした死亡事故が報道されましたね。その理由を旧職員の匿名氏が過密労働を挙げていました。
しかし、企業勤務経験のある私は、程度の差が有りますが利益を求める私企業の過密労働を必ずしも否定できません。その老人ホームは結構有名で、別地域のホーム数か所を私も見学した経験が有ります。それと2か所での約1年のリハ病院入院経験者として、その原因を探ってみたいと思います。
患者満足より、個人情報を優先する病院
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隣の市に1昨年~昨年、住所地区の
リハ病院に今年入院してビックリしたのは、個人情報管理に多大のパワーを注いでいることでした。
一時が万事、こんな調子で会話が成立しません。職員に採用される折、徹底して個人情報順守の教育がされています。
一方、ベッドの老朽化から、ベッドから落下することになっても、
エレベーター、待合室には「個人情報を厳しく管理する旨」の掲示はあるが、「患者満足の記述」は残念ながら有りません。
個人情報の保護は患者満足を達成する手段の1つではないでしょうか。やはりトップが意識しない限り、無理で、「企業で部署のみの部分最適となり、会社全体の目標と大幅に異なる事態」と似ています。
歩行回復に対する取り組み姿勢も異なる
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私は一寸した不注意から転倒し、脳出血(硬膜下血腫)になり2か所での約1年リハ病院入院してしまった経験者ですが、もう一つ驚いたのは、
歩行回復に対する取り組み姿勢が大きく異なることです。
後者の住所地区のリハ病院は、課長であるトップの姿勢かもしれませんが、体が柔らかくなってから歩行に取り組む姿勢です。病気により5又は6か月の有期限ですから、遅くなり、間に合わなくなる危険ももっています。以上。(執筆者:河村 富夫)