お金は、本来、私達を愉しく、豊かな気分にさせてくれるエネルギー。
あなたが「お金の心地いい側面」を感じた時の話を聞かせて下さい!
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目次
「国内旅行業務取扱管理者」試験に合格
―ブログを拝見したところ、「国内旅行業務取扱管理者」という資格を取得されたようで。
この話の始まりは、「仕事でイヤなことがあった」ということなんです(笑)。
日本にいると、どうしても仕事を忘れられないので、ここ数年、年に4~5回は海外にチョコチョコと逃げていました。やっぱり、旅行はすごく気分転換になるんですよね。
―旅行好きが高じて、資格を取得された?
6月にふと時間ができたので旅行に行こうと思ったら、たまたま何かのサイトにこの資格が載っていて。その時に「旅行資金プランをきちんとアドバスするFPって、あんまりいないな」と思ったんです。
FPという職業は、何となく「お金を使わないこと」を推奨するイメージありませんか?
「お金を使う」ということ自体、「よくないこと」とアドバイスしがちかな、と。でも、「適正予算で旅行に行けるようにアドバイスして差し上げたら、どうなんだろう?」と。
―それが、なぜ「国内旅行業務取扱管理者」という資格取得につながるのでしょうか?
旅行資金や予算のアドバイスは、旅行業法に抵触しないのかな? と思ったので。
FPの仕事は、税理士業法などに抵触しないようにしなければなりません。FPまわりの士業のことはだいたいわかるのですが、旅行業法まではわからない。これは誰に聞いても、わからないと思ったんです。だったら、自分で法律から勉強しようかと。
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旅行の専門学校に週4ペースで通う
―勉強しようと思って、どうされたんですか?
自宅で勉強していたら絶対ダメだと思ったので、専門学校を見つけて入学しました。9月に試験があるのはわかっていたので、6月24日開講の講座で正味2か月の勉強は、ちょうどいいスパンかと。その学校(トラベル&コンダクターカレッジ)が、正解でした。
―どんな点が良かったのでしょうか?
仕事ではお金の話ばかりですが、学校に行けば、話題は旅行だけ。学校に行くこと自体が、すごく気分転換になりました。それに先生の教え方がお上手で、わかりやすかった。
若い学生さんに交じって授業を受けていましたが、旅行が好きだから勉強をしていても面白いんです。
―どんなペースで行かれていたのですか?
試験が近くなってからは、週に4回くらい行っていました。学校に行っている分、仕事が押しているので、勉強は学校でしかできませんでしたが、ほぼ満点に近い点で合格できたのは、まさに学校様様です。
海外ツアー旅行中に考えたこと
―かなり筋金入りの旅行好きですね?
新卒で内定をもらっていたのは、旅行会社でした。その会社はスキーの会社で、夏に2か月お休みをもらえたんです。「2か月あったら、放浪の旅に出られるかな?」と。
ただ、大学4年生の時点でフリーライターとして年収500万円くらいは稼いでいたので、就職すると年収が下がってしまう。
一人暮らしをしていて、当時、恵比寿のマンションに住んでいたので、「就職して年に2か月の旅行」と「恵比寿のマンションを引き払うこと」を天秤にかけたら、踏み切れなかったんです(笑)。
―海外旅行にも良く行かれるんですか?
「仕事から逃げる」という意味での海外旅行デビューがベトナムで。それが、すごく良かったんで癖になってしまいました(笑)。
ずっとフリーで旅行に行っていたのですが、8月に久しぶりにツアーで旅行に行ったんです。フリーの旅行は移動が大変で、考える余裕はありません。でも、ツアーだとバスに何時間も乗っていたり、移動もすべて手配してくれるので、わりとゆっくり考え事をする時間がありました。
その時に、「これだったら、ひきこもりの子でも、一緒に行けるんじゃないかな」と思ったんです。部屋から出られない方もいらっしゃいますが、外には出られるという方だったら、ツアー旅行には行けるのではないかと。
働けないお子さんが、親子で海外旅行に行く方法
それをブログに書いたところ、ブログを読んだ当事者のお母様数人から、「考えたことがなかったけど、そういうことが実現するのなら、行ってみたいです」と言われました。
実は「夢物語みたいなこと言わないで! 当事者の気持ちもわからないくせに」と怒られるか、と思っていたのですが、逆に肯定して下さる方もいるのだとわかりました。
―今回取得した資格を、そのツアーに生かせる?
基本的に、ツアーは海外を想定しています。国内ですと、「平日に働いていないのに」と人目を気にされる方もいらっしゃるので。海外旅行のアドバイスをするなら、「総合旅行業務取扱管理者」という資格も欲しいなあと思っています。
でも、その試験には英語があるんです。だから、もうちょっとしたら、来年の受験のための総合の講座にも行きつつ、英語は先生について習おうと思っています。英会話を上達させるためにもなりますしね。
―本気なんですね?
もちろん、私がそういうことを考えるのは、おこがましいという気持ちもあります。でも、ひきこもりの方のツアーをするとしたら、ツアーコンダクターの方がいるとしても、私が同行して手伝えることもあるだろうなと思っているんです。(執筆者:楢戸 ひかる)