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ビットコインで電気料金の支払いが可能に
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今月25日、仮想通貨のひとつであるビットコインの名前が大々的にテレビで報じられました。
「公共料金の支払いにビットコイン対応へ」というニュースです。具体的には、電気代支払いの場面において、今年の4月に電力自由化において新規参入した事業者と、ビットコインの取引所を運営するベンチャー企業が組むというもの。
ビットコイン所有者は銀行も円通貨もコンビニをも使わず、電気料金を支払うことが可能となります。サービスの開始は今年11月からを予定。
次段階では、ガスの支払いにおいても導入される予定とのことです。今後同様のサービスを行う仮想通貨の企業が参画する可能性もあり、日常生活の支払いはいっそう便利になります。
日常生活に仮想通貨って必要になる?
ところで、このニュースを見て、今まで「仮想通貨?」という距離感だった方は、「仮想通貨って所有していた方がいいのかな」と思われるでしょうか。
まず結論からお伝えすると、「敢えて」所有しなくてもいい、というところ。
今回のニュースは、既にビットコインで資産を有している人が、その資産を活用できるという視点から注目されているものです。これまでの円通貨での支払は何も変わらないため、無理してビットコインを所有することはありません。
ただ、日本と外国を行ったり来たりするような方は、世界共通のビットコインを活用し、外国においても支払うことができるようになります。これは、とても便利ですね。
仮想通貨の業者が今年の閣議決定で登録制となってことも後押し、今後は更にビットコインをはじめとする仮想通貨の活用場面が増えてくることとと予測されます。
その存在感は年を追うごとに増えてくることは間違いのないため、今から「慣れておく」のも賢い方法といえますね。
最後に
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可能性は低いことを前提に申し上げますが、今後日本の通貨が何か問題があったときに、ビットコインは効果的な対策になります。
導入当初は「所有していて本当に大丈夫なのか」とさえいわれたビットコイン。
数年もすれば、その存在はより当たり前なものに変わっているのかもしれません。急スピードで動く時代の流れに、引き続き注目していきたいですね。(執筆者:工藤 崇)