今回はフランス人マダムのごく普通の「お金」に関するライフスタイルのトピックスをご紹介させて頂きます。
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目次
1. お金と感情は別物
街にはありとあらゆる商品の宣伝や広告があふれています。これらは売る側のお商売です。
「あなたに!」、「あなたも!」と語り掛けるウレシイ言葉やきれいな映像は営利ビジネスが作り上げた幻想です。
人は「自分も欲しい」と思うと、どんな手段を使っても手に入れたいと考えてしまいます。手に入らないと感じると、一挙に悲しくなってしまいがち。
そこでフランス人はフランスの魔法の言葉「人は人、自分は自分」を呟きます。自分には無関係と考えると一挙に興味は無くなります。
フランス人マダムからの助言
・ 欲とお金は別モノ
2. 美容はお金を掛けないことがポイント
お肌の手入れや基礎化粧の一番のポイントは「いじらない」、「擦らない」、「さわらない」フランス人は代々家族が使い、効果があったものだけを使います。
トイレやお風呂の生活習慣は家庭で教えられます。フランス人同士の常識はわざわざ話題にされることもありませんから、外国人にはポイントが伝えられることは殆どありません。
化粧品をどこで購入するかを心情で決める?
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彼らは新製品やわからないものにはお金を出しません。誰かに試してみて効果があったことを確認し、初めて安心して使おうとします。これが法律の異なる国で薬品がテストされるカラクリです。
フランスにはお肌につけるものを化粧品売り場で購入する人と、薬局に行く人の2種類に分かれます。
気持ちが安定してるとき…
多くの場合、家族や恋人やパートナーに大事にされ人間関係が安定している人は薬局を選択します。
気持ちが不安定なとき…
恋に破れ、人間関係や経済状態が不安定になっている人はキラキラと華やかな化粧品売り場にひきよせられるようです。
フランス人マダムからの助言
・お金を使ってもキレイは買えない
・不幸な人は欲を刺激されお金を出す
3. 何を食べるかより、誰と一緒に何をするかが重要
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フランスのデートは誰と一緒に居て、なにを話し、どんな気分で居られるかが重要です。高級レストランで高価なものを食べても、その相手を好きになるとは限りません。
同様にフランスの男は無駄な恋のトライアルデートにお金をつぎ込むこともありません。デートはデート、食事は食事、一度のデートと恋愛は別物です。
フランス人マダムからの助言
・ 一緒に過ごして楽しい相手なのかを考える
・ 自分の時間は有限で貴重
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はフランス人マダムの人生のエッセンスをご紹介させて頂きました。フランスでは
と言います。
女性の価値はワインと同じ。歳月を経たものは香り立ちも素晴らしく、最後の1滴まで人を楽しめさせると語られます。
合理的で現実を直視し、自分の欲と自分の目指すものをきっちりと分けることを提案させて頂きました。この情報があなたのお役に立てれば幸いです。(執筆者:m.h.edwards)