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不要な車のバッテリー、ガレージで眠ってませんか?
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お店で車のバッテリーの交換をせずに、ご自分で交換される方はいらっしゃいますか? 筆者の父親は自分で交換しています。
先日掃除に行ったところ、ガレージの隅っこに廃バッテリーが4個ほど申し訳なさそうに佇んでいるのを発見しました。
ほとんどの自治体で車のバッテリーは回収していないこともあり、なんとなく4個も溜まってしまったようです。
車のバッテリーは鉛の塊=資源の塊
父親の車はガソリン車。バッテリーは鉛です。
これは、バッテリー販売店で有償または無償の回収や下取りが行われています。
また、個人からも買取をしてくれる産業廃棄物処分業者(地方自治体の許可業者)さんに処理を依頼することもできるんですよ。
地元で個人の持ち込みを受け付けてくれる「地金屋さん」=産業廃棄物処分業さんを探してみましょう。
業者さんによっては、法人しか受け付けていないところもあるので、個人持ち込みに対応してるかどうかが地金屋さんを探す重要なポイントです。
訪問回収を頼むとコストがかかるため、買取価格が目減りしますので、自分で持ち込みましょう。
また、時々、「不用品はありませんか~? 買い取りをいたします~」とトラックが回ってくることもありますが、便利なようでいて、この業態には認可を得ていないグレーな業者さんも多くいます。
無許可のゴミ回収業者の見分け方
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時々、不要ゴミの回収などで流しのトラックを見かけることがありますが、後から料金の請求をされるなどのトラブルも散見されています。トラブルになるのはいやですよね。
車のバッテリーには、特例産業廃棄物に該当する物質が含まれています。これを対価を支払い回収してもらうためには、回収するトラックや事業者が産業廃棄物運搬の許可を受けていないと、罰則対象となりかねません。
きちんと認可を得て、廃棄物運搬車と車体に明記することが義務付けられています。
これはしっかりした業者さんを選ぶポイントになると思いますよ。
ちなみに廃バッテリーの重量はひとつ8kgほど。4つあるので、合計で32kgですね。
2017年2月28日現在、1kgあたりの買取価格の相場は105円前後でした。単純計算で
になります。
また、地金の買取金額は相場で変動しますので、その都度価格が違う場合があります。気軽に電話で問い合わせてみましょう。(執筆者:酒井 菫)