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石鹸は3つの材料でできている!
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肌への負担や環境への負担を考えたら、自然派化粧品や石鹸に興味がわくかもしれません。
しかし、ドラッグストアの特売日を狙って石鹸を大量購入している人に
と言っても、なかなか実行に移せるものではありません。
実は、自然派商品の石鹸もドラッグストアの特売石鹸も基本の材料はたった3つなのです。
基本の材料
・ 苛性ソーダ
・ 水
この3つの材料にこだわり、さらに追加して混ぜるものによって、値段も変われば香りも変わります。
高価な自然派石鹸は、油脂や香料にこだわっているため、値段も高くなってしまうのです。
高価な自然派商品をお手軽価格で手作り
初めに材料をそろえるときに多少お金はかかりますが、手作り石鹸ならば材料費だけで自然派石鹸をたくさん作ることができます。
石鹸の作り方は、油脂と苛性ソーダと水を混ぜればできあがります。
注意点
しかし、温度や計量をしっかりと行わなければきれいに仕上げることはできません。
また、苛性ソーダは薬局で購入することもできますが、扱いに注意が必要なため身分証明書や印が必要になります。
そこでおすすめ「石鹸素地」
石鹸素地とは、油脂と苛性ソーダが混ざり安定した状態になっているものです。
苛性ソーダよりも気軽に購入し、使うことができます。
石鹸素地の価格帯は幅広くあります。石鹸素地は、多少高くても安心できる材料で作られている物を購入しましょう。
なぜならば、石鹸素地は油脂がすでに混ぜられています。油脂は石鹸を構成する非常に大切な要素です。
植物性の質の良い油脂で作られた石鹸素地を使うことで、質の良い自然派石鹸を低価格で作ることができます。
香りづけ
石鹸素地が手に入ったら、香りづけに使用する香料や混ぜるものを探します。
自然派化粧品のブランドから出ている石鹸の材料をみてみると、意外と身の回りにあるものが使われています。
材料表示には「ココア」や「ハチミツ」も多いのです。
慣れてきたら、水の代わりに紅茶やハーブティを使ってみてもユニークな色合いの石鹸を作ることができます。
自然派化粧品ブランドでは、100gの石鹸が500円から1,000円以上で販売されています。
手作りすれば、植物油脂から作られた石鹸素地を使っても、100gあたり200円以内で作ることができるのです。
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石鹸素地から石鹸を作る方法
石鹸素地から作る場合
・ お湯(ハーブティでも可)30g
・ 油脂(オリーブオイルやハチミツなど)10g
1. 耐熱性のビニル袋に入れて混ぜ合わせます
袋の上から練りこむように揉むといいでしょう。耳たぶくらいの柔らかさになるまで、しっかりと練りこみます。
香りをつけたいときには、ハーブや紅茶の葉を練りこみます。
精油を入れて香りをつける方法もありますが、精油は高価なため材料そのものの香りを楽しんだ方が材料費を節約することができます。
米ぬかなど多少ゴツゴツした感触の材料を混ぜることで、スクラブ感のある石鹸を作ることもできます。
2. すべての材料がなめらかに混ざったら、好みの形に成型します
成型後は、型に入れた状態のままで5日間程度乾燥させます。
しっかりと乾燥したら、型から取り出して完成です。
型から取り出せないときには、そのまま冷凍庫で凍らせてみてください。再び解凍してみるとスルッと取りだすことができます。
安心して使える石鹸を作るならば、ココナッツオイルや米ぬかなど口に入っても問題ない材料で作るといいかもしれません。
使用前にパッチテストをお忘れなく
普段は反応がおきなくても、肌に直接つけることで肌が荒れたり、アレルギー反応が起きたりすることも考えられます。
最初から顔や全身に使うのではなく、手洗い用に使って問題がないか確認してみるようにしましょう。
おもちゃ入りの「手洗いしつけ石鹸」
子供に手洗いをさせることはとても大変です。手洗いをしたとしても、水で手を濡らしただけとしか思えないような洗い方がほとんどではないでしょうか。
手作り石鹸は、子供の手洗いしつけにも役立てることができます。
作り方
石鹸素地にお湯を混ぜてなめらかにしたら、成型するときに石鹸の中央に小さなおもちゃを埋め込んでおくのです。
小さなおもちゃは、カプセル玩具がちょうどいい大きさです。
子供は、おもちゃを取り出すために、必死に石鹸で手を洗うようになります。そして、石鹸をすべて使い終えたらご褒美としておもちゃを手にすることができるのです。
贈り物としても喜ばれる手作り石鹸
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石鹸素地は、300gから1kg単位で購入することができます。手作り石鹸は、作り始めると楽しくなり、つい作り過ぎてしまうことがあります。
手作り石鹸は、水分量にもよりますが1年程度で使い切った方がいいでしょう。作り過ぎた時には、贈り物として活用してください。
市販の自然派石鹸は高価であるため、非常に喜ばれる贈り物になります。贈り物にするときには、ラッピングに凝る必要はありません。
自然派らしく英字新聞にシンプルに包んだ方がオシャレなラッピングになります。(執筆者:式部 順子)