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配当金で生活したい
投資家の中には、そのように考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、配当金生活には「資金力」という大きなハードルがあることも事実です。仮に、年間500万円程度の収入が必要だとしたら、1億円を年率5%で運用しなければなりません。(税金は考慮せず)
いかにして配当金生活を実現すればよいのでしょうか。
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1. 高配当銘柄を海外市場に求める
配当金を増やす為には、大きく分けて2つのアプローチがあります。
2. ポートフォリオの利回りを向上させる
国内市場で、高配当銘柄と言えば利回り3%程度を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
海外市場ではその限りではありません
例えば、米国に上場している自動車業界の雄、フォード・モーターの利回りは5%越え。国際優良銘柄がかなり割安に据え置かれている訳です。
また、オーストラリア最大の通信会社であるテルストラの利回りは約10%。もちろん、企業業績等はしっかり確認しなければなりません。
一方で、テルストラの業績は比較的安定しているという事実もあります。海外市場に積極的にインカムを求めることで、資金負担を軽減することが出来るのです。
2. 食品関連の優待銘柄を仕込む
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配当金で生活する為には、配当金を増やすことはもちろん、日常生活で恩恵を受ける銘柄を仕込むことも重要です。日々の生活を考えたときに、食費は最大経費のひとつです。
つまり、この部分を株主優待で賄う訳です。そうすることで、日々の生活費のコストカットが出来ます。
例えば、JTやダイドードリンコの株主優待では飲料水の詰め合わせをもらうことができます。
ロイヤルホールディングスでは、ロイヤルホストの食事券がもらえます。
飲食関連企業の優待を有効活用し、必要経費を削減する。このようなアプローチも配当金生活には必要不可欠でしょう。
3. CFDで配当相当額を受け取る
CFD取引とは先決済取引のことです。
FXはその代表格です。外国為替のみならず、株式や金等のコモディティ、更には、株価指数等もFXと同じ要領で取引出来るのです。
よって、レバレッジを掛けて取引することで、少額から株に投資ができます。仮に、買いポジションを保有していたとすれば、配当金調整額を受け取ることもできます。
リスクは高いですが、選択肢としては悪くないでしょう。
4. 起業してオーナー経営者になる
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それも選択肢の一つでしょう。実際に、日本を代表する経営者陣は数十億単位で配当金を受け取っています。
個人的には、サラリーマンで1億円稼ぐより、起業する方がよっぽど有効なアプローチだと思います。(執筆者:徳田 陽太)