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複数のドラッグストアを利用していますが…

最初はココと決めていたドラッグストアですが、車や徒歩、あるいはショッピングモールでの買い物などその時々によって、結局あちこちを利用しています。
お店によってポイントカードも違います。
たまにしか行かないと思ってポイントカードを作らなかったはずが頻繁に利用していた…など、かなり非効率的なお買い物をしていました。
できれば1か所に絞り、ポイントを効率良く貯めて、さらに株主優待や配当でお得な買い物をしたいと思い、大手のドラッグストアを調べてみました。
店舗数の多いドラッグストア5社
数あるドラッグストアの中から、今回は店舗数の多い下記の5社について調べました。我が家の周辺を見ても、車で10分程度の範囲内に5社全ての店舗があります。
1,755店舗 (2017年5月末時点)
・ マツモトキヨシホールディングス
1,555店舗 (2017年3月末時点)
・ ウエルシアホールディングス
1,535店舗 (2017年2月末時点)
・ ココカラファインホールディングス
1,304店舗 (2017年3月末時点)
・ サンドラッグホールディングス
1,070店舗 (2017年3月末時点)
※各社の決算発表資料より
ツルハホールディングス[3391]

【株価】: 1万1,670円(7/7終値)
【売買単位】 : 100株
【必要投資金額】 : 116万7,000円
【1株当たりの配当】 : 140円(2018年5月期予想)
【配当利回り】 : 1.19%
【優待利回り】: 0.21%(ギフト券のみ)
【配当 + 優待利回り】 : 1.40%
優待内容
株主優待カード
店頭価格から5%割引。
「ツルハドラッグ」で指定日にポイントカードとの併用で10%割引。自社グループのネットショップでも利用可。
株主ギフト券
グループ店舗で使用可能。ギフト券を返送することにより、下記の優待商品と交換も可能
1,000株以上2,000株未満:5,000円相当
2,000株以上:1万円相当
※3年以上継続保有の場合2枚追加
優待商品
1. 自社商品詰め合わせ
2. 北海道自然の恵みセット
3. 花田養蜂園純粋はちみつ
4. 北海道グルメカタログギフト
5. ツルハ契約農家のお米
今年の5月にギフト内容の4・5が新たに追加されました。
また、買い物が割引となる優待カードの分を考慮すれば、一番お得になりそうです。
しかし投資するには躊躇する金額。
他社が次々と株式分割をして買いやすい株価にしているので、ツルハホールディングスにも期待したいところです。
マツモトキヨシホールディングス[3088]

【株価】: 6,320円(7/7終値)
【売買単位】: 100株
【必要投資金額】: 63万2,000円
【1株当たりの年間配当】: 100円(2018年3月期予想)
【配当利回り】: 1.58%
【優待利回り】: 0.63%
【配当 + 優待利回り】: 2.21%
優待内容
年2回、グループの店舗で利用可能な下記内容の商品券を贈呈
500株以上1000株未満:3,000円分
1,000株以上:5,000円分
年に2回優待がもらえ、優待と配当を合わせると利回りが2%以上と魅力的です。
自分の好きな商品を購入できる優待としては、5社の中で一番メリットがあります。
ウエルシアホールディングス[3141]

【株価】: 4,015円(7/7終値)
【売買単位】: 100株
【必要投資金額】: 40万1,500円
【1株当たりの年間配当】: 32円(2018年2月期予想)
【配当利回り】: 0.79%
【優待利回り】: 0.74%
【配当 + 優待利回り】: 1.53%
優待内容
グループ店舗で利用可能な下記内容の商品券を贈呈
500株以上1,000株未満:5,000円相当
1,000株以上:1万円分相当
優待券を下記の商品と交換可能。
()内は順に、100株以上500株未満の場合、500株以上100株未満の場合、1,000株以上の場合の内容。
優待商品
1. 栄養ドリンク100ml(50本/100本/200本)
2. 新潟産コシヒカリ新米(5kg/10Kg/20㎏)
3. WEB利用券(3,000円分/5,000円分/1万円分)
4. Tポイント(3,000ポイント/5,000ポイント/1万ポイント)
ウエルシアホールディングスはTポイントと連携があり、普段の買い物でもTポイントを貯められますが、優待もTポイントに交換可能です。
Tポイントを積極的に貯めている方には良いですね。
ココカラファインホールディングス[3098]

【株価】:5,390円(7/7終値)
【売買単位】: 100株
【必要投資金額】: 53万9,000円
【1株当たりの年間配当】: 70円(2018年3月期予想)
【配当利回り】: 1.29%
【優待利回り】: 0.37%
【配当 + 優待利回り】: 1.66%
優待内容
グループ店舗で利用可能な優待券、もしくは同等額のギフトカタログを贈呈。
500株以上1,000株未満:3,000円分
1,000株以上:5,000円分
店舗で使える優待券かギフトカタログを選べます。
他社と比べてちょうど真ん中、といった内容と言えそうです。
サンドラッグ [9989]

【株価】: 4045円(7/7終値)
【売買単位】: 100株
【必要投資金額】: 40万4,500円
【1株当たりの年間配当】: 54円(2018年3月期予想)
【配当利回り】: 1.33%
【優待利回り】: 1.24%(ヘアケアセットのみ計算)
【配当 + 優待利回り】: 2.57%
優待内容
自社ブランドのヘアケアセット(5,040円相当)とお米券3枚(1枚1kg)
お買い物券やギフトカタログなどのように、自分で優待券を選ぶことはできませんが、ヘアケアセットもお米も生活に必要なものですので、節約に貢献してくれそうです。
まとめ
5社それぞれに特徴があり、単純に利回りの良さだけで決めるというのも難しいところです。
普段利用しやすい場所で、かつ優待内容に魅力を感じるところがあれば、ぜひ検討してみてください。
いずれのドラッグストアも、社名のような代表的な店舗のほかに、多くのドラッグストアがグループ内に入っています。
いつも利用されるドラッグストアも、もしかしたらこの5社のグループかもしれません。(執筆者:高橋 珠実)