引越し前に、必ずしておきたいのが部屋の下見(内覧)です。
私は6月に引越しをするまで、不動産屋さんと10件以上の部屋を見てまわりました。
なぜなら、100件の物件情報をネットで見るより、1件の部屋を実際に見たほうが参考になるからです。
でも、せっかく内覧したのに、引っ越してから「こんなはずじゃなかった」とは思いたくないですよね。
今回は、内覧のときにぜひチェックしてほしいポイントを3つ紹介します。
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目次
1. 駅チカ物件はここに注意!
「駅から徒歩3分」などの物件はとっても魅力的です。しかし内覧のときは、間取り以外に次のこともチェックしてください。
・ 道路(とくに大通り)に面していないか
・ 高速道路のそばではないか
この3点は、主に騒音と関わってきます。
私は、ベランダのすぐ下が線路という物件を見に行ったことがあります。
窓を開けていると、数分おきに通る電車の音で会話ができないほどでした。
家にいない日中はまだいいですが、大きい駅の近くや貨物を運ぶ路線だと、深夜・早朝も音がする場合があります。
また、大通りは救急車などの通り道になっていることが多く、こちらも深夜の音が心配です。高速道路も場所によっては深夜にトラックが頻繁に走ります。
都会暮らしに慣れていて、外からの音があまり気にならないなら、いいかもしれません。しかし、夜に少しの物音でも起きてしまうような人は、注意してください。
2. 同じ建物にどんなお店が入っているかも見ておこう
建物の1階に、コンビニやスーパー、飲食店が入っているマンションも多いですよね。
例えば2階に住んでいて、真下が飲食店だと、虫が上がってくる可能性があります。
ベランダの下が焼肉屋だったりしたら、洗濯物に匂いがつくかもしれません。
深夜まで開いているバーや居酒屋があると、夜中に店の外で話す人の声が響いたりします。
建物の1階に入っている店舗でオススメなのは、コンビニやスーパーです。買い物が便利ですし、店の外で騒ぐような人もほぼいません。
3. エアコン、照明はついているか必ず確認
最後は設備の問題です。マンションを探すとき「エアコン有り・なし」は大きなポイントになります。
もし梅雨の時期よりあとにエアコンなしの部屋に引っ越すなら、早めに買わないと安い機種は売り切れてしまいますよ。
春から夏にかけての引越しで、初期費用を抑えたいなら、エアコンありの物件を選びましょう。
内覧のときに、エアコンの機種や製造年もチェックしてください。本体にシールが貼ってあるので、写真をとっておくことをおススメします。
あまりにも古いエアコンだと、電気代が多くかかったり動きが悪かったりするので、エアコン付きならなんでもいい、というわけでもないんです。
また、見落としがちなのが照明器具のある・なしです。
私は内覧のときに照明がないことを完全に見落としていて、引越し翌日に慌てて買いに行きました。
部屋の間取りやお風呂・トイレなどはしっかりチェックすると思いますが、忘れずに天井も見てみてくださいね。
気になる物件は2回以上見に行こう
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いくつかの物件を内覧して、気になる物件があったら、もう一度見に行くことをオススメします。
私もいろいろ見て回った結果、候補が2つ出て迷ったので、夫と一緒にもう一度見に行きました。
一緒に住む人がいない場合は、引越し経験のある友人や家族など、第三者を連れて行くと客観的な意見が聞けますよ。
それでも迷ったら、最後は直感で、自分が気に入ったところに決めてしまいましょう。
すべての条件がパーフェクトな物件はなかなかありません。
予算の範囲で、できるだけ最良の部屋を選んでくださいね。(執筆者:ヒトミ ・ クバーナ)
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