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趣味をお金に変える発想
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稼ぐという発想をはずしてこそ「趣味」と言える
そんな声が、聞こえてきそうですね。
趣味に勤しんでいる間は、仕事の忙しさや人間関係のわずらわしさを忘れられるという人も多いと思います。
だからこそ、「お金を稼ぐ発想」を趣味に持ち込むことを考えない人が、多いのかもしれませんね。でも、ここで振り返って欲しいのです。
あなたが長く続けている趣味は、
・ 楽しいから
・ 性格やライフスタイルに、合致しているから
では、ありませんか?
俗に「好きこそものの上手なれ」と言いますが、それはビジネスよりも趣味の世界にあてはまることです。
つまり、あなたが長年続けている趣味には「商品価値」があり、他者が関心を寄せたり、教えを求めたり「需要」があるということです。
趣味の醍醐味を活用しましょう
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趣味の世界は、他者と戦って「勝敗」を決めるとか、短期間で成果を出すなど、ビジネスで求められる成功法則とは別のところに、醍醐味があります。
例えば悪筆に悩んでいる方が「書道」や「ペン習字」を学ぶことで、きれいな文字に変化していったら、その「達成感」や「高揚感」は仕事の成果以上に大きいでしょう。
不器用を自認している方が「気長に学べばいい」と、日曜大工やビーズ刺繍など手先を使う趣味にチャレンジしたら、意外なほどに「簡単だった」、「ハマった」ということを私自身も経験しています。
「羽目を外して楽しんでもいいよね」
いい意味で趣味には、肩の力を抜いて取り組む方がほとんどでしょう。
だからこそ、意外なほどうまくいくのです。
「人前で披露できるぐらいになれば、理想だけど」
そんな余裕ある構えは、仕事ではなかなかできないもの。
だからこそ、気楽に始め長く続けられた趣味は「お金の源泉」として無理がないのです。
やるべきことは周りが教えてくれる
そうはいっても、多趣味で何をお金の源泉になるか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
どの趣味も長く続けている、お金を費やしてきたというような方は、友人や知人にさりげなく
をするといいでしょう。
・ カラオケが趣味の方ならば、「カラオケ大会で歌唱賞をもらった」
・ 油絵が趣味の方ならば「〇〇先生に師事して7年経った」
・ スイーツづくりが趣味の方ならば「レシピコンテストに応募した」など。
相手の反応も大切です
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「〇〇さんに、合っている」
という、称賛の声と
「〇〇ささんらしくない」
など、芳しくない声もあがります。
そんな時は「良くも悪くも反応があるのは需要があるのだ」と捉えてください。
長年お金をかけて楽しんできたあなたの趣味を、寝かせたままではもったいないです。
「趣味をお金に変える発想」を、取り入れてみてはいかがでしょうか?
次回は、「倹約して良いもの、悪いもの」です。倹約のやり方次第で幸福にも不幸にもなります。実例をあげて解説させていただきます。お楽しみに!(執筆者:臼井 由妃)