「節約しよう!」と心に決め、見切り品や安い食材でやりくりしても、なかなか実を結ばないってことありますよね。
そんなとき一度、チェックしてみてください。気づかないうちに、決めてしまっている習慣や考えはありませんか。
実はあなたのちょっとした「固定観念」を変えるだけで、お金の使い方が変わることがあるんです。
3つの固定観念、あなたにはありませんか?
目次
1. 買い物の固定観念

・ 「安いから」と近くの店には目もくれず、わざわざ遠くのスーパーに行っている
・ タイムセールがあるからと毎回出かける時間を固定している
・ 「このスーパーは高いから行かない」など、決めてしまっている
よく考えてみてください
商品の単価がたとえ安くても、車で出かけるならガソリン代を、さらにあなたの貴重な時間も使っています。
それらをお金に換算しても近くのスーパーに行くより、本当に安いのでしょうか。
高いと感じているスーパーにも、「〇〇市」などのお買い得な時間、曜日、タイミングがあるかもしれません。最近では、アプリを利用して割引クーポンを発行しているお店もあります。
自宅や職場の近く、子どもの習い事の送迎など、自分の行動範囲に「ついで買い」ができるお店はもう一度、安く買い物できる方法はないか確認してください。
これで1歩節約上手に
商品の大体の底値、「この金額なら買う」という金額を決めておくと、無駄な買い物をしなくて済む目安になるでしょう。
家電やPCなど金額が大きな物を購入するときは、さらに詳細に買い物先を検討する必要があります。ネットやちらしだけでなく、アプリやLINEなどのクーポンなども確認しましょう。
購入価格だけでなく、利用できるポイント、たまるポイントなどにも注目してください。
2. 食材の固定観念
食事の支度をしていると、「あ、買い忘れた」と思うことってありますよね。わざわざ買いにいくと、
・ 時間もロスする
・ いらないものまで買ってしまった
なんていうことも「あるある」ではないでしょうか。

お助け食材を知っておくと便利
この料理にはこの食材と決めつけないでください。
食材のこれまでにない可能性を知ることは、お金や時間の節約効果だけでなく、料理のレパートリーが広がるという、うれしい側面もあります。
マヨネーズ
てんぷらやフライをするときの卵代わりに使用できます。
お好み焼き粉
天ぷらに使うと、卵なしでもサクッと揚がります。
ホットケーキミックス
お菓子つくりの強力な助っ人になり、ベーキングパウダーがなくても、ふっくらケーキも作れます。
3. もう使えない、捨てるしかないという固定観念
暮らしを必要なものだけに絞っていく「断捨離」は、節約の観点からも大切なことと言えるでしょう。
でも、捨てる前にもちょっと考えてみましょう。他の使い道は、ありませんか?
例えば低価格で購入できるカラーボックス、余っているというご家庭もあるでしょう。もう使えない…と考えたら一工夫。
・ 棚
・ 机
・ ベンチ
・ 突っ張り棒を渡して小さなお子さんの洋服かけ
ちょっとした工夫で使えるようになります。
変身させることができれば、新しい家具を買う必要はありません。
洋服も、簡単リメイクを考えてみませんか。
固定観念を捨ててしまえば、いつもの暮らしに違う景色がみえてくるかもしれませんよ。(執筆者:吉田 りょう)