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「保険料は月々4,000円」はリボ払いと似ている。あなたの保険は大丈夫? まずはこの4つを確認してください。

保険 生命・医療保険
「保険料は月々4,000円」はリボ払いと似ている。あなたの保険は大丈夫? まずはこの4つを確認してください。

リボ払い・分割払い


リボ払いはすごく損する

そんな話を聞いたことがありますか?

クレジットカードの支払いでシミュレーション

JCBカードで100万円をクレジット払いするときの支払い総額をシミュレーションしてみました。

一括の場合

100万円… プラスマイナス0です。

分割24回払いの場合(実質年率)

116万1,846円(内手数料 16万1,846円)… 手数料分の16万1,846円がマイナスです。

リボ(定額)払い 2万円の場合

131万6,843円(内手数料 31万6,843円)… 手数料分の31万6,843円がマイナスです。

リボ払いや分割となると、多くの手数料を支払うことがよくわかります。

また、月々の支払額が少ないと、

払込期間が長くなって、手数料も同時にかさむ

ということです。

ご利用は計画的に…

よくCMとかで聞きますが、

先々余計にお金を払うことになりますからどうぞ気をつけてくださいね

ということなんですね。

医療保険にも似ているケースがある

医療保険にご加入の方にとって、この考え方は非常に重要です。

医療保険には同じ保障内容であっても保険料はいくつかのパターンが有るのです。

例)40歳の女性の方が、1日入院すると1万円が支払われる保険に加入

仮にA社で加入すると以下のような、月々の保険料のパターンがあります。

パターンA… 1万2,910円
パターンB… 8,830円
パターンC… 6,990円
パターンD… 5,930円
パターンE… 4,050円

「あなたならどれがいいですか?」と質問すると大体の方が、「Eがいい」と言います。


しかし実際に、これらの本当の値段はここに記載されていません。

本当の値段 = 総額保険料

それを決定づけるのは、クレジットカードのケースと同じように、「払込期間」です。

払込期間と月々の保険料と総額保険料


すべて最初に一括で預けてしまう「全期前納」は、パターンAよりはるかに保険料が減ります。

結論は、

期間が長くなり、月々の支払いが少ないほど、総額の保険料は高くなる傾向にある

ということです。

保険は、家の次に高い買い物

そう言われることも多いのですが、販売している保険募集人は、保険の値段を最初からはっきりと教えずに、保険を売っている方もいます

「月々4,000円でいいですよ」と言いながら、

「本当はもっとお得になるんですけどね…」

と腹の中で思っているということのように思えます。

保険にもきちんとした値段があるのですが、家や車のように値段がついていないことが、あなたの保険料をリボ払い化させている原因になるかもしれません


保障見直しはコレをやってから!

1. 月々の保険料はいくら?

2. 払込期間はいつまで?

3. 総額保険料はいくらになる?

4. 戻ってくる金額があるとしたら合計いくら?

ここまで確認してみましょう。

当事務所に相談してくれる方の9割以上の方が、

「そんなに払ってそんだけしか戻ってこないの?」

と言います。確認してみてくださいね。(執筆者:阿久津 和宏)

《阿久津 和宏》
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阿久津 和宏

阿久津 和宏

大学卒業後、セブン−イレブン・ジャパンに就職。1年目よりスタッフの育成・管理の業務を行い、2年目より店舗経営相談員として8~9店舗の加盟店の「ヒト・モノ・カネ」のアドバイス業務を行う。担当する加盟店で資金繰り問題が発覚。適切なアドバイスを行うために、ファイナンシャルプランナーの勉強を開始したことをきっかけに、お金を扱う仕事の魅力を感じて大手金融機関に転職を経てその後独立。小冊子の発行・マネーセミナーを中心に活動中。 <保有資格>:2級ファイナンシャルプランニング技能士、トータルライフコンサルタント 寄稿者にメッセージを送る

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