毎日の食事の用意、大変ですよね。
何とかラクにできるものはないかとは思うものの、高価な調理器具を買うのはもったいない。
そこで、節約の救世主・100円ショップザ・ダイソーを調査してみました。

目次
時間と光熱費を削減! レンジでパスタ
実は筆者には、前々から気になっていた商品があります。
それがこちら「電子レンジで簡単パスタ」です。

要するに、大きなお鍋にたっぷりのお湯を沸かし、パスタをゆがく…という手間と光熱費がかかる一連の作業を、1個の容器とレンジだけで済ませようということです。
早速チャレンジ! 正直半信半疑です。
容量900mlの容器は思ったよりも小さく、パスタを入れるとあまり余裕がないほどのピッタリサイズです。

分量のパスタと塩少々、容器側面の線まで水を入れたらフタをせず、レンチンするだけ。終了後は、容器にフタをして湯きり口からお湯を流したら終了です。
一番の心配はパスタの茹でムラ、噛んだ場所によって食感が違うのではないかと不安でした。
加熱時間は、パスタの袋に表示してあるゆで時間に100gなら500Wは5分、600Wなら4分プラスします。
ガスで調理しているときと違い、その場を離れて別のことをすることができるから楽チンです。
おまけに、出来上がりはレンジが教えてくれます。加熱の結果、麺に茹でムラを感じることはありませんでした。
正直言って期待以上です。というのも茹でる工程に、他に必要な器具はありません。
パスタの量はフタに表示された枠で計量することができ、湯きりするボールも必要ないのです。
また今回筆者はパスタと一緒に野菜やミンチを入れレンチンし、市販のソースをからめたので一層手間要らず。

この容器で作れる量は150gまで(約1.5人分)、主婦一人のお昼ご飯に、ご家族のお夜食に使えそうですよね。
下ごしらえに…レンチン温野菜
続いて調査したのは、「電子レンジで簡単 温野菜」です。

「わざわざ買わなくてもレンチンだけなら、お皿にラップでいい」という声もあるでしょう。
しかしこの商品は、ちょっとしたことが便利にできています。
それは容器、足付き中子、フタの3点から成り立つその構造、中子はザル状で脚がついているため水が切れるようになっています。

つまり野菜の水分だけで柔らかくするのがレンチン茹で野菜のメリットですが、野菜から出た水に浸った状態で仕上がるのがデメリットでもあります。
それがこの容器なら、水分でべたべたになりません。
また、そのまま冷凍保存も可能です。
容器の大きさもやや大きめの13cm×12cmなので、複数の野菜、例えばブロッコリーやじゃがいも、コーン、にんじんと時間差に仕上げれば一つの容器で下ごしらえが完了です。
夕飯の支度のついでにレンチンしておくだけで、お弁当やもう一食が、ラクに作れるようになりますよね。
容器に水を張れば、冷凍シュウマイや肉まんなどを「蒸す」という調理法も可能です。
このレンチンシリーズ、他にも「レンジでどんぶり・目玉焼き」があります。

ハムエッグは玉子を割るだけ、忙しい朝におすすめです。
ただ玉子丼にすると、こちらは玉子のふっくら具合がなかなか難しいので、薄切り肉を使った牛丼やそぼろ丼などが使いやすいでしょう。
さいごに
今回3つのレンチングッズを試してみました。
通常、ある程度の時間レンチンすると容器は熱くて触れなくなりますが、これらの商品に鍋つかみは必要ありませんでした。
食洗機は使えませんが、-20度から+140度まで対応できると表示されています。
どの商品にも100均と思えないほど、工夫がこらされいます。忙しい朝に、カンタンに済ませたいときにぜひお試しください。(執筆者:吉田 りょう)