節約に努力している主婦の皆さん、感じたことはありませんか。
と。食事の買い物は、購入する品目は多く支出をコントロールするにも一苦労。
しかし、絶対毎月でていく必要な費用です。節約に結び付けるには、見逃すわけにもいきません。
そこで、提案です。買い物の順序を変えてみてはどうでしょう。
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目次
陳列通りに買い物すると
通常スーパーは、中央の入り口から入ると野菜や果物売り場から始まります。
そして魚から肉売り場へと、続いていることがほとんどでしょう。
たとえ金額を計算しつつ買い物をしても陳列通り進むと、肉売り場あたりでは
という経験が筆者にもありました。
まずはメインから
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魚や肉から選ぶように、買い物の順序をかえてみましょう。
実際に食材を見て鮮度や価格と照らし合わせて、次の購入までに必要な数のメインとなるたんぱく質をピックアップします。
このとき、冷蔵庫のストックや食べ切れていない食材を思い浮かべることをお忘れなく。
必要以上に買ってしまうことは、節約にならないうえに食品の味も落ちてしまいます。
次の買い物までに食べきれる分量になるよう、意識しましょう。
メイン食材が具体化されると、全体のメニューがイメージしやすく、調理に必要となる野菜や調味料が自然と浮かんできませんか。
次に野菜売り場へ
メインを作るために必要な野菜を、まずは購入します。
副菜に使用するものは、お買い得品を中心にピックアップします。
このときストックを含めていくつ、といったように品数を決めておくと、購入の目安になるでしょう。
続いては、買い足す必要のある調味料へと買い進みます。誘惑の多い嗜好品は、一番最後が鉄則です。
ここで注意!
もし今すぐ必要でなくても「今月のおススメ」とか「激安!」などというPOPをみつけたら…
調味料や日用品などは「どうせ必要になるんだし、安いなら…」と手を伸ばしがちです。
ここで確認です。その商品は本当にお買い得ですか。商品の価格は店舗によって違います。
そのスーパーにとって目玉商品でも、他のお店では通常価格ということもありえます。
そこで普段から商品の底値を意識しておくと、決断は容易くなります。
けれども、商品名に価格をいちいち記憶するのは難しいでしょう。スマホのアプリを利用しましょう。
例えばこの「安値価格メモ」というアプリ、
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商品名、価格、買った店舗が記録できるのはもちろん、その品物が楽天やアマゾンなどネットではいくらで購入できるかも検索できます。
また、食品ならグラムあたりの単価でも表示されるので、本当に割安な商品を見分けることができます。
入力はバーコードの読み取りでも可能なので、手間もかかりません。買い忘れを防ぐメモアプリと同様、買い物に便利なアイテムです。
最後に
筆者はこの方法に変えてから、必要なものを買い忘れることなく、予算内で買い物できるようになりました。
買い物の順序をメイン食材から始めることで、比較的金額が高いものが始めに加算され、購買意欲に歯止めが効くようになったのかもしれません。
また底値を気にするようになってから、これまでは「高い」と感じていたお店にも激安があることがわかりました。
限りある大切なお金です。生きたお金の使い方ができるよう、買い物の方法について今一度考えてみてください。(執筆者:吉田 りょう)