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売れないハンドメイド…
作品自体はとっても良く、家族や友人には好評。
そこでいざネット販売で副業に…と思いネット販売になると反応がイマイチ…なんてことありませんか?
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実際に手に取ってみることができないネット販売では魅力を伝えるのに少しコツがいります。
そこで今回は実際にハンドメイド品を販売している筆者が「ネット販売で売れるために見直したいポイント」を4つまとめました。
見直しポイントその1 写真は丁寧に撮ってある?
ネット上でのやり取りが主になる上で一番大切なのが「商品の写真」です。
まず、明るいところで撮っていますか?
筆者がきれいに撮れた! と実感するのは窓際の自然光です。
室内のライトは消して撮るようにすると、不自然な影ができることなく撮影できます。
とスワロフスキーや、透明なレジン作品を扱うのなら光にこだわるのは必須。
他には撮影用のパネルを使ったり、布を敷いたりしていますか?
なるべくなら作り手側の生活感は感じさせない写真を撮りましょう。
床で写真を撮っているのが分かるようなものや、背景に荷物が映り込んでいたりしないかをチェックします。
そうすることでより「ブランド感」を演出できます。
他にもブローチであればお洋服と合わせたように置いて写真を撮ってみたり、という実際の使用風景風の写真も想像しやすいくて良いですね。
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見直しポイントその2 商品説明には実際に使う風景を想像させて
商品説明って正直何を書けば良いのかわかりませんよね。
筆者も最初のころは見た目をただ言葉で説明するだけの商品説明をしたりしていました。
しかしそれでは買い手はとても買いにくいのです。
というのも、実際に手に取って吟味できるわけではないネット上の買い物においては想像力がカギになります。
これを持つことでどうすてきになるかな?
といった実際に使っているところを想像ができるような商品説明をしたいところです。
具体的に例を挙げてみるとアクセサリーなら「ダークトーンになりがちな冬のファッションのポイントとして」だったり、コースターなら「おうちでの温かいティータイムに」などの一文を添えることで「実際に使っている自分」を想像させることができるのです。
簡単で良いので、「欲しい!」という気持ちにできるような商品説明にしてみてくださいね。
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見直しポイントその3 作品数が少ないかも?
いろいろな販売サイトがあり、たくさんの作家さんが作品を販売している現在。
せっかくの良い作品でも埋もれてしまうことはよくあることです。
作品を見つけてもらえなければ売れることはありませんよね。
そこで目に留まるきっかけを増やすため「販売作品数を増やす」のをオススメします。
検索や新着商品などから見たお客さんがあなたのページに飛び、ほかの作品も一緒に見て購入してくれるかもしれません。
「これぞ!」という作品を1つだけ、というのも職人のようですてきですが、UPされている商品から、「どんな人が作っているのかな?」という興味が湧いてくるもの。
UPされている作品が1点だと、買う側から見て相当魅力的で、「ここにしかない」と感じるものでないとなかなか購入にはつながりません。
もちろん定期的に新作をUPするのが一番良いのですが、忙しかったりなかなかそう行かないこともありますよね。
フリマアプリであれば同じ商品でも見てもらえるよう再出品したり、いろいろな人に見てもらえるような工夫をしましょう。
見直しポイントその(4) SNSの活用方法
今集客やアピールに欠かせないのがSNS。
特にインスタグラムは多くのハンドメイド作家さんも活用してらっしゃいますよね。
しかしこのSNS、作品アピールにプラスになる面もあればマイナスになる面もあるのです。
そのマイナスになる面というのが「生活感」。
ハンドメイドと言ってもお客さんが求めるものは素人っぽさではありません。
作品を紹介するためのSNSで生活感満載のご飯をUPしたり、というのはあまり好ましくないのです。
もちろん、ハンドメイドのイメージに合わせたものや統一感の出るものならば構いませんが、イメージを良くも悪くもしてしまうのがSNSです。
よってSNSで集客をしたいと思うのならハンドメイド専用のアカウントを作るのがオススメ。
できるだけ加工方法や写真の雰囲気を似たものにそろえることで、インスタグラムでのプロフィールページをのぞいたときに統一感がありすてきに見せることができます。
プロフィールページから販売ページへのリンクも忘れずに。
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おわりに
ハンドメイド作品が売れないときに見直したい4つのポイントをご紹介しました。
写真、商品説明、そして販売作品数を増やしSNSを活用して見てもらう、というのをまずは見直してみてくださいね。
「魅力的にする」と言うのは簡単ですが、ようするに「自分の好きを突き詰めていくこと」だと筆者は思います。
自分の好きなものにこだわって作り続ければ同じ好きを持った人が集まってきます。ぜひ試してみてくださいね。(執筆者:折原 まい)