2017年12月17日、経団連が副業、兼業を容認するように各企業に促す方針に転換することが発表されました。
これまで、多くの会社で副業が禁止されていましたが、これがきっかけでかなりの会社が副業容認の方向に舵を切ることが想定できます。
そこで、誰でもすぐに始められる副業をまとめました。
何のスキルがなくてもできる副業や、趣味を生かせる副業、などいろいろなお仕事がありますので「毎月1万円でいいから収入アップしたいな」という人も「がっつり10万円稼ぎたいな」という人もぜひぜひ挑戦してみてください。
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目次
1. ハードルゼロ! 隙間時間にスマホポチポチ、アンケートサイト
企業やメディアなどが募集している各種「アンケート」に答えるだけでポイントやお金がもらえるサイトがあります。
有名なサイトは「マクロミル」です。
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マクロミルはマクロミル株式会社という東証一部上場企業が運営しているので、安心感がありますね。
マクロミルの場合は、登録すると自分の属性に合ったアンケートの依頼が届き自分の好きな時間に回答できます。
ただし、誰でもできるとあって受け取ることができる報酬は低めなので、がっつり稼ぎたい人には不向きです。
「テレビを見てる時間にちょっとだけでもいいからお金を稼ぎたいな」という人におすすめします。
2. スキルゼロでもそこそこ稼げるランサーズ & クラウドワークス
アンケートサイトでは物足りない、もう少し稼ぎたいという人におすすめなのはランサーズやクラウドワークスといった「クラウドソーシングサイト」です。
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「仕事が欲しい人」と「依頼したい人」をマッチングするサービスで、さまざまな業種の仕事が常に募集されています。
報酬は、アンケートサイトよりも高額で、最初は稼げなくても継続すれば徐々にに稼げるようになります。
中には副業で始めたけど本業よりも稼げるようになったから「フリーランスとして独立した」という猛者も。
それではどんなお仕事があるのか紹介しておきますね。
ネーミング → スキル不要だけどセンスが必要
新しく会社やサービスを立ち上げたい起業家さんや法人が会社の名前やサービスの名前を、募集するものです。
ネーミングはほとんどの場合が「コンペ方式」と言って多数寄せられたアイディアの中から募集人が気にったものが採用されるシステムです。
採用されたら数万円、採用されなかったら0円なので考えた分が無駄にはなりますが「神アイディア」が降ってきたら、たった数分で数万円稼げるかもしれません。
サイト作成 → スキル必要
企業のホームページや個人のブログなどを作成するお仕事です。
仕事でサイト作りに携わっていたり昔から得意だったりする人にはぴったりのお仕事。
サイトの規模によって報酬が異なりますが1万円から数十万円、とスキルさえあれば大きく稼げるジャンルです。
システム開発 → スキル必要
ECサイトの販売システムなど、システム開発のお仕事です。
プログラミングの知識さえあれ場誰でもできる訳ではありませんが、本業がシステム開発であれば、副業でも稼げます。
クラウドソーシングの中でも最も稼げるジャンルです。
ライティング → スキルゼロからスタート可能
ライティングとは、文章を書くお仕事です。
募集されている文章は「主婦が書いたブログ記事」という感じの緩めのものから有資格者しか書けない専門記事までさまざまです。
副業でも1か月数千円からスタートして数万円稼ぐことはそれほど難しくありません。
よく募集されているジャンルはこちらです。
・ 株取引
・ FX
・ 仮想通貨
・ ドラマのあらすじ
・ 漫画のあらすじ
・ 各種ゲーム
・ 車関係
・ 金融関係
・ 育児
・ 芸能
・ ペット
・ 美容
・ 薄毛
・ 地方の特産品
・ お出掛けスポット
例えば、ペットの記事はトリマーさんや獣医師さんじゃなくても「飼っている」というだけで書ける記事がたくさんあります。
そのほかのジャンルも同様です。
ドラマ鑑賞が趣味の場合は、それがそのまま収入に直結しますね。
デザイン制作 → スキル必要
デザイン制作はウエブサイトに掲載する挿絵的なイラストからパンフレットに掲載する本格イラスト、CDのジャケットやキャラクター作成など、さまざまなジャンル、規模のものが募集されています。
「昔から絵が得意」という人におすすめです。ただ、ペンタブやイラストレーターなどが必要になります。
翻訳 → スキル必要
英語サイトを日本語に翻訳したり、日本語サイトを英訳したりするお仕事です。
海外在住の日本人や配偶者が外国の方、ネイティブ並みのスキルを持っている人が多く活躍しています。
英語以外の言語も募集されているので、ニッチな言語が翻訳できる人は活躍のチャンスです。
文字起こし → スキル必要だけどハードルは低め
昔はテープ起こしと呼ばれているお仕事で、今は音声データを文字にします。
タイピングのスピードや、文字起こし独特のルールの習得が必要になりますが、インターネットである程度知識を得ることができるので、タイピングスピードに自信がある人におすすめです。
3. 仮想通貨や株取引、FXなど
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仕事をしながら株やFX取引などで巨万の富を築いたお話はよく耳にするので、副業と聞くとこれらを想像する人も多いと思います。
特に今は各種仮想通貨がとんでもなく暴騰していますので、一晩で資産10倍も夢ではありません。
ビットコインだけでなくPEPEやMONAといったコインも暴騰しているので、多くの仮想通貨長者が誕生しています。
ただ、仮想通貨も株取引も確実ではありませんし、元手となるお金が必要な上に、失敗すると全額失うどころか借金だけが残ることになりかねません。
副業というにはリスクが高すぎるので、個人的にはおすすめしませんが「リスクを取って大きなリターンを得たい」という人は挑戦してみてもよいでしょう。
4. ブログなどのアフィリエイト
ブログのアフィリエイト収入だけで年収1,000万円を超える人がメディアに露出すると「私も!」って思いますよね。
私もブログ収入が欲しいと思ったことがありますがいざ開設してみるとまず誰も読みに来てくれませんし、読みに来てくれても広告をクリックしてくれる人はほとんどいません。
アメーバブログなどのブログサイトに自分のブログを開設した場合はまだましですが、独自ドメインで開設すると、下手したら1か月~1年以上訪問者ゼロや収益ゼロが続くこともあります。
その期間も我慢してずっと更新し続けて有益な情報を発信し続けるとある程度の収益が得られるようになります。
ちなみに私のブログは開設して数か月たちますが収入0円なので、ちっとも説得力がありませんね(笑)
副業の確定申告
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サラリーマンの場合、副業の所得が20万円をこえなければ確定申告する必要はありません。
所得とは収入から経費などを差し引いたものです。
例えばクラウドシーシングサイトで25万円の報酬を受け取った場合は、そこから仕事をするための必要経費「通信費」や「書籍代」などを差し引いたものが所得になります。
まとめ
副業と聞くと「特別な人ができるもの」と思いがちですが誰でもできる副業も沢山あります。
副業が本業になっちゃった、という「つわもの」もいますので腕試しがてら挑戦してみるといいですよ。
「ちまちま節約するよりも収入アップが貯金の近道!」というアグレッシブなタイプの方はぜひ試してみてください。(執筆者:平林 亮子)