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とんでもない野菜価格の高騰!
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節約を心掛けている主婦のみなさん…!
家族のためを思い作る食事に野菜は欠かせない、と購入している方も多いのではないでしょうか。
そんな家計に直撃な野菜価格の高騰を乗り切るためのアイディアとして、
・ キノコ
・ もやし
などを活用したりと、方法はありますが中でも「乾物」を活用してみるのはいかがでしょうか。
今回は筆者イチオシの乾物を使うメリット、そして和食だけじゃない乾物のオススメメニューをご紹介します。
乾物とは
・ 切り干し大根
・ ひじき
・ 乾燥わかめ
といった野菜や海藻を乾燥させたもの。
メリット1:価格の安定
乾物は年中を通して価格が安定しています。
セール時に安くなることはあっても、生野菜のように派手に高騰することはほぼありません。
野菜の高騰時の値段よりもお安い乾物を食卓に取り入れることで、食費の節約につながる、というワケです。
メリット2:日持ちする
乾物葉日持ちがするため、多めにストックしておいても大丈夫です。
メリット3:栄養価が高い
「生で食べる大根よりも切り干し大根の方が栄養価が高くなる」などの栄養価面でのメリットも。
食費は節約したいけれど、やっぱり栄養価は気になる…なんて人にこそ、乾物はオススメなのです。
乾物はいろいろなメニューにアレンジ可能
和食のイメージの強い乾物ですが、これらは野菜として使うことで、主菜副菜スープ、洋食でも中華でも、なんにでも使うことができます。
生野菜の代わりにサラダに使ったり、スープに入れたり、と使う人のアイディア次第なのです。
乾物ごとの戻し方と一緒におすすめのレシピをご紹介します。
切り干し大根:子供も大好き「ナポリタン風炒め」
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切り干し大根の戻し方は、さっと切り干し大根を洗った後、お水やお湯をかぶるくらい入れて約20分ほどおいて戻します。
戻す際に使ったお水はうまみ成分が出ているので煮物などに使う場合はそのまま使ってもOKです。
我が家では「切り干し大根のナポリタン風炒め」が人気です。
ケチャップとソースでほかの野菜やウインナーと炒めて副菜にすると子供も喜んで食べてくれました。
ポリポリとした食感を生かすような「浅漬け」なども箸休めとして良かったです。
お水で戻しただけの切り干し大根はそのまま「サラダ」にも入れられて、食感のアクセントにも便利。
他にも「かき揚げ」のように揚げ物にしても、小さめに切ってコンソメスープの具としても活躍してくれています。
ひじき:好みの具で作る「ひじきチヂミ」
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ひじきの戻し方は、ひじきを容器に入れ、多めのお水に20分ほどつけて戻します。
そのあとしっかりめに洗い汚れをとったあと、水を切って使います。
ひじきは煮物などの和食のイメージが強いですよね。
そんなひじきをチヂミの具として食べてみるのはいかがでしょうか。
混ぜて焼くだけのチヂミはおつまみにもメインにもぴったり。大人にはキムチと一緒に辛めにしても喜ばれそう。
お弁当にも便利なので我が家でも定番です。
他にもポテトサラダやかぼちゃサラダに入れるのもオススメです。マヨネーズと相性が良いようでとてもおいしく食べられました。
乾燥わかめ:時短で簡単「わかめチャーハン」
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乾燥わかめの戻し方は、お水に5分ほどつけて戻します。もっと柔らかくしたいのであればお湯でも可能です。大きい場合は柔らかく戻してから包丁で切りましょう。
乾燥わかめのいちおしメニューは「チャーハン」。
戻した乾燥わかめを小さめに切り、しらすや卵と一緒に炒めたらご飯を入れて味を整えたら完成です。
生野菜とは違い、しっかりと火を通す必要はないのでかなり時短になるのもうれしいポイントですよね。休日のパパっとランチにもよさそうです。
ほかにも和え物としてもやしと一緒に「ナムル」にするのも手軽でおいしくてオススメ。いつものお味噌汁に入っているのとは違ったわかめも楽しめます。
まだまだ続きそうな野菜の高騰
今回は野菜の高騰に立ち向かうため、代わりに食べたい乾物の中でも、手に入れやすい3つをご紹介しました。
野菜不足のときにきになりがちな食物繊維やビタミンなどの栄養もしっかり補うことのできる乾物。
節約ご飯にもピッタリな食材なんですね。ぜひ活用してみてください(執筆者:折原 まい)