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ストッキングの伝線は突然に…
ストッキングは大事にはいていても、ある日突然伝線してしまうものです。
そうなると、捨てることになってしまいますが、捨ていがたいと感じることもありませんか?
今回は、伝線したストッキングを活用する方法をご紹介します。
1. 2足組で買っておけば長くはける
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安いストッキングなら気軽に捨てることができても、お気に入りのしかも高価なストッキングの場合、伝線が入っても何となく捨てづらいものです。
そんなときのために高価なストッキングこそ、2足組で買っておきましょう。
実は、2足組で買うことによって長くはくことができます。
伝線した1足目は大切に保存
2足目が伝線してしまった場合、両足のうち伝線してしまった方のストッキングをスカートの丈より20センチ上あたりでハサミを使ってカットします。
1足目の伝線したストッキングも同じ長さにカットします。
その2足分のストッキングを重ねてはくと、1足分になります。
お腹は2重で腹巻効果
はく時、少し面倒に感じるかもしれませんが、冬や夏の冷房時などで冷えに困っているときなどお腹部分のストッキングが2重になって暖かいというメリットもあります。
1度重ねてしまえばそのままの状態で脱いで洗濯ネットに入れて洗えば再びはけます。
2. ヒートテック代わりに着る
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寒いときや薄着をしたいときに、伝線してしまったストッキングをヒートテック代わりに着ることもできます。
手順
1. ストッキングの足首と股の部分の2か所をハサミでカット
2. 股の部分は衿ぐりになるので着る服に合わせてカット
上に着る服に合わせて調整可能
着るときは股の部分から顔を入れて足の部分にそれぞれ腕を入れていきます。
露出部分が多い洋服を着るときなど、既製のヒートテックが中に着られないこともありますよね。
夏に冷房が効いているときなど、冷えて困っている人もいるのではないでしょうか?
そんなときは、自由に惜しげなくカットできるストッキングを中に着ると想像以上に暖かく過ごせます。
3. 掃除に使う
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はけなくなったストッキングをお掃除のときに使っている人もいるのではないでしょうか?
その方法についてもご紹介しておきましょう。
床掃除
フローリングワイパーにストッキングをかぶせてほこり取りにします。
天井など手の届きにくいところのほこりなども、ストッキングをかぶせたフローリングワイパーでさっとひと拭きすると静電気が起こってきれいに取れます。
テレビなどのほこりも、このワイパーを使えば簡単にきれいに取れます。
ガラスが割れたときの掃除
割れたガラスなどを掃除するときに掃除機にかぶせて使います。
ガラスの食器などを割ったときには、掃除機の先端部を外して筒の部分にストッキングをかぶせた状態で吸い取ります。
吸い取ったらそのままゴミ箱の上に持っていき、スイッチを切ると自然にガラスなどの割れものをゴミ箱に捨てることができます。
靴磨きの仕上げ
靴磨きには仕上げのツヤ出しクリームを塗るときに、ストッキングを丸めたものに塗って磨くとピカピカになります。
汚れたら惜しげなくそのまま捨てられるし、何枚も重ねてその中に手を入れて磨けば手も汚れません。
惜しみない別れのために
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ストッキングを頻繁に使用する人は、伝線したものをすぐに捨てるのではなく、ぜひ、最後までしっかり活用してから捨てましょう。
意外といろいろな使い道があります。
ストッキングを最後まで上手に使いきるとちょっと得した気分になれるかもしれません。(執筆者:桜田 園子)