仮想通貨、特にブロックチェーン技術を利用している企業もあるようです。
例えば日本の不動産テックベンチャー「イタンジ」は仮想通貨で不動産売買を行うことのできるサービスを始めています。
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さらにイギリスでは医療分野にもブロックチェーンの使用を実験的に開始しているようです。
このように少しずつですが確実に、ブロックチェーンを使ったサービスは身近になってきています。
そしてようやく? とうとう? ゲーム業界にもその波は押し寄せてきました。
大々的に発表して株価を押し上げるきっかけになったゲーム、インフルエンサーの紹介で有名になったゲーム、まだ数は少ないですがいくつか紹介していきます。
目次
イーサエモン
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DApps(分散型アプリケーション)を使ったゲームでイーサリアムのスマートコントラクトを利用しているゲームです。
簡単にどのようなゲームか説明しますと、まずモンスターの捕獲(購入)などをしてモンスターを手に入れます。
その手に入れたモンスターを強くし、他のキャラクターと対戦したりすることができる、要するにポケモンです。
しかしこのイーサエモンが一般のゲームと違うところは、自分の育てたイーサエモンを他者に貸したり、売ったりすることでお金(EMONT)を稼ぐことができることです。
もちろん、EMONTはイーサリアムと変換をすることができるので、イーサリアムを取引所へ送金し法定通貨に変換することが可能です。
ビットハンターズ
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リアルワールドゲームスという会社が制作をしているゲームです。
まだ制作中でサービス開始時期は2018年春を予定しているようです。
このビットハンターズは去年大流行りしたポケモンGOと同じで位置ゲーと呼ばれるゲームだけではなく、仮想通貨(トークン)をゲーム内で稼ぐことができる、ということで話題になりました。
詳しいゲーム内容はまだ不明ですが、歩くことでトークン(通貨)を稼ぎ、稼いだトークンで武器などを購入しゲーム内に出てくる敵を倒していくというゲームのようです。
すでに神戸市と協働で「意識せずに健康行動が習慣化される仕掛けづくり」という実証実験が行われることが予定されています。
今後実際に稼ぐことのできるゲームが世の中に浸透してくことができるかどうかの「試金石」になるでしょう。
まとめ
昨今話題の職業である、Eスポーツというのも話題ですが、ゲームで稼ぐということ自体、少し前では考えることができませんでした。
そう考えると今はいい時代だなあと思いつつも、後10年若かったらなあ…なんて考えてしまいました。
ビットハンターズはリリースされたらぜひプレイしてみたいと思いました。あくまでもお金のため、ではなく健康のためですよ…。(執筆者:三宅 瑛心)