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新社会人の皆さんへ
おめでとうございます。
新しいステージでのご健闘とご活躍を、心よりお祈りいたします。
これから先、皆さんの目の前には長い道のりが続いていきます。
そしてここには、かつて皆さんと同じように長い道の前に立っていた若者がいました。
その若者は現在、おっさんとなって道半ばで何かうらましがっています。
そのおっさんの名前は本木ろく(仮名)私の夫です。
ろくが本気でうらましがっているのが「つみたてNISA」です。本人も現在積み立て中です。
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なぜ「つみたてNISA」なのか?
NISA(ニーサ)もiDeCo(イデコ)もあるのになぜ「つみたてNISA」なのか?
その説明から始めます。
おすすめしづらい「iDeCo」
まずこの3つの中で最もおすすめしづらいのが「iDeCo」です。
「60歳まで払い戻しができない」という欠点があるからです。
60歳まで無事に終われば、最もお得です。
「運用益だけではなく、掛け金の分まで税金が安くなる」からです。
しかしこの厳しいご時世で、払い戻しができないというのは不安です。
社会人となった皆さんの中には
という人は、会社の方に加入すれば良いです。
積み立てタイプではない従来の「NISA」は上級編
こちらはiDeCoとは違い「いつでも払い戻しが可能」ですが、逆に「税金が安くなるのは運用益のみ」です。
ここまではつみたてNISAとNISAで共通していますが、違いは
です。
NISAの方が「運用可能な期間は最長で10年間」とつみたてNISAよりも短くなりますが、「年間投資限度額は120万円」となり、つみたてNISAの3倍にもなります。
私は
というのが望ましいのではないかと思いました。
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「つみたてNISA」おすすめの理由
1. 運用期間が20年と比較的に長い
2. 払い戻し可能でかつ年間投資限度額は40万円と比較的少ないため、気軽に投資できる
3. 投資できる商品が金融庁によって厳選されており、お客さん(投資する人)にとって有利
NISAよりも後につみたてNISAができましたので、当たり前と言えば当たり前のことかもしれませんが、でも金融庁はがんばりましたよ。
お客さんにとってどこが有利なのかと言いますと、
だからです。
あまり大きな声では言えませんが、夫がとある大手都市銀行でつみたてNISAを開設しようとしたところ店頭の窓口でしか対応がなく、その窓口で対象外の別の投信を売り付けられそうになりました。
それぐらい「儲からないからやりたくない」みたいです
最後に4つ目のおすすめ理由
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つみたてNISAは、毎月積み立てする方式です。当たり前ですけど。
つまり積み立てた金額とは、その月のお仕事をがんばった証でもあります。
そして過去に積み立てた分は、それまで自分がお仕事をがんばった証です。
夫曰く
これが、おじさんサラリーマンの夫が最も強くおすすめする理由です。
皆さんの目の前に続く道が、常に光差し希望に満ちあふれておりますようお祈り申し上げます。(執筆者:本木 なな)