日本人の多くが訪れる中華圏(香港・台湾・中国)ですが、旅行中でもお得に買い物したいですよね。
中華圏では懸賞より、今その場で割引になるセールが盛んです。
知っているだけで、その場で得できるのが大きなポイント。
日本ではあまり知られていない、香港や台湾、中国では当たり前の「中華圏のディスカウントワード」をご紹介します。

目次
一つ買うと、もう一つ無料「買一送一(买一送一)」
中華圏で広く受け入れられているお得な買い方は
これは「一つ買うともう一つもらえる」という販売方法です。
おまけが付いてくるという感覚ですが、同じ商品を二個もらえるという点の違いが大きいです。
スーパーや百貨店、ショッピングモールなどいろいろな場所で見かます。
例えば、お菓子が二袋一緒にテープで巻かれていて「買一送一」と書かれていれば、一袋分の値段で二袋購入できます。
ファッションブランドでもワゴン内のものすべてや、店内の指定スニーカーやパンプスが「買一送一」だったりします。

「買三送一」は、三つ買うと一つおまけという意味
です。
同じ商品ではなく、別の商品が一つもらえるだけということもあるので、ご注意を。
もし不安なら、店員さんに「これ一つ買うともう一つもらえるの?」と聞いてみましょう。
大きな文字で「买一送一(mai yi song yi マイ イー、ソン イーと読む)」と書かれていたら、ぜひ注目してください!

中国語特有の割引表示に注意 「〇折」

バーゲンやセールで見かける割引表示ですが、少し気を付けたい点があります。
「7折」という表示は、「30%オフ」という意味です。
「折」の意味は、「…掛けにする」なので、
になります。

割引の表示が日本と反対
なので、「9折だから90%オフだ!」とレジに持っていき、10%オフだったとがっかりすることがないように、気を付けましょう。
逆に「1折」は90%オフなので、見逃せません。

二つ購入すると、二つ目は半額「第二件〇折」
よく見かけるのは、一つ目は正規の値段で、二つ目は半額(割引)になるという販売方法です。
マクドナルドやケンタッキーで、人気のデザートはよくこのキャンペーンをしています。
例えば、ソフトクリーム2つで1.5個分の値段(5元+2.5元で7.5元)や、コーヒー2杯目半額(13元+6.5元で19.5元)など少しお得に購入できます。
デザートだけでなく、さまざまなお店で同様のセールが行われています。

まとめ
いかがでしたか?
日本とはちょっと違ったディスカウントワードかもしれません。
でも、知っていないと絶対損をします。
中華圏のセールポイントを覚えて、ぜひ旅行中に役立ててみてください。(執筆者:桜井 まき)