初心者の方もBinanceやBittrexなど海外の有名な取引所に登録している方は、かなり多いのではないでしょうか。
しかし日本の取引所(bitFlyerやZaifなど)と比べて扱っている仮想通貨の数が圧倒的に多いと思ったことはありませんか。
後程説明しますが、日本の取り扱っている仮想通貨の少ない訳には、大きな理由があるのです。
同時にホワイトリスト入りをするというのは、日本市場への上場のきっかけになり、価格の上昇の大きな要因となります。
最後に、今後ホワイトリスト入りされるであろうと予測されている、仮想通貨を紹介していきます。
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目次
ホワイトリストとは
ホワイトリストというのは、仮想通貨交換業者として登録されている取引所が、取り扱うことができる仮想通貨のことをいいます。
要するに、金融庁によって取り扱う仮想通貨が公表されない限り、国内の取引所は取り扱うということはできない、ということです。
ではどうしてこのような、いちいち役所の許可を得てからでないと取り扱うことができないのでしょうか。
なぜかというと、仮想通貨はすでに1,500種類以上にも上り、その中には詐欺コインなんていわれているコインも多くあります。
このような詐欺コインを投資家保護という名の下にホワイトリストを作成することによって、リスクを抑えているというのが理由です。
次にホワイトリス入りする仮想通貨は?
日本の仮想通貨市場というのはかなり規模が大きく、全世界の取引所の売買出来高では日本のbitFlyerはベスト10以内に、20位以内にZaif、30位以内にcoincheckがランクインしています。
記憶に新しいのは、数か月前bitFlyerにLiskが上場したことです。
地合いがかなり悪かったにも関わらず、あっという間に50%以上上昇しました。
このことから、日本の取引所への上場を意識したトレードというのも戦略の一つとして重要です。
ただ仮想通貨の種類は1,500種類以上あるとされているため、予測をすることは非常に困難を極めます。
その中でも確率が高いであろう仮想通貨をいくつか紹介していきます。
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TRX(トロン)
Twitterをしている人は知っているかもしれませんが、TRX関係者であるJustin Sunが2018年1月に金融庁に申請を出したとツイートをしていることから、遠くないうちにホワイトリスト入りするかもしれません。
FCM(ファクトム)REP(オーガー)
この2つはcoincheckでも取り扱っている仮想通貨です。
実際数か月前にbitFlyerに上場したLiskもcoincheckですでに取り扱っていました。
ADA(エイダ)
すでにADAの開発企業であるカルダノ開発パートナーである、Input Output(IOHK)が2017年東京工業大学と提携をしていること、日本のATMでADAを引き出せるようになること。
そしてJITホールディングスがADAコインで不動産決済ができるサービスがリリースされるなど、かなり日本とかなり結びつきが強くなっています。
そのことから、今後日本市場への進出も考えていると予測しています。
以上(執筆者:三宅 瑛心)