筆者は最近まで7枚のクレジットカードを持っていましたが、それだけあると管理もなかなか大変です。
そこで、可能な限りムダなカードをあぶり出し、できるだけ解約しようと考えました。
以下の手順でクレジットカードの見直しを行った結果、2枚のカードを解約でき、わずかですが家計の節約もできました。
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目次
長年使用している銀行系カード:引き続き使用
今回の見直しは手持ちのクレジットカードを減らすのが主な目的でした。
そこで、まずは会社員時代から持っている銀行系クレジットカード(年会費約1,000円)について、解約するどうか検討した結果、手元に残すことにしました。
その理由は以下のとおりです。
・銀行系クレジットカードは社会的信用度が高い
クレジットカードは、その名の通り所有者の社会的信用を証明するカードです。
その利用限度額が上がることは、すなわち筆者個人に対する社会的信用度も上がっているということです。
また、銀行系クレジットカードは審査が厳しい分、信用度の高さに定評があるため、個人の社会的信用を証明してくれるカードとして最適です。
そのことから、このカードは年会費を超えるメリットがあると判断し、残す方に分類しました。
年会費有料のクレジットカード:1枚のみ残し、あとは解約
次に、年会費有料のクレジットカード3枚が本当に必要かどうかを見直してみましました。
1.利用頻度が高いデパート系クレジットカード
年会費約1,000円
2.ほとんど利用していないデパート系クレジットカード
年会費約2,000円
3.クレジット機能を使っていない交通系クレジットカード
年会費約2,000円
1は、利用頻度が高いカードでメリットも多いため、残すことにしました。
しかし2と3は、利用頻度が著しく低いにもかかわらず、決して安くはない年会費を漫然と払っていることがわかったため、解約しました。
実は、これらのカードを解約するかどうかを判断する際に少々悩みました。
なぜなら、ポイント還元率が比較的高く、よく利用する人ならメリットが大きいカードだったからです。
しかし実際には、筆者はそれらのカードをほとんど使っていませんでした。
そのため、いくらポイント面でお得でも、年会費を払ってまで使い続ける意味がなかったのです。
そのため、解約やむなしと判断しました。
この見直しにおける反省を踏まえ、カードの解約を検討するにあたってはポイントを全く意識せず、利用頻度を基準に解約すべきかどうかを判断することにしました。
年会費無料のクレジットカード:利用継続だが、1枚は解約も検討
最後に、年会費無料のクレジットカード3枚の見直しを行い、どのカードを解約すべき検討してみました。
1.ネット通販専用として利用しているインターネット系カード
2.年2~3回クレジット払いを行うスーパーのカード
※ただしポイントカードとしては頻繁に使用している
3.ほとんど利用しないデパート系クレジットカード
1と2については、利用頻度が高さから残すことにしました。
3については、利用頻度の低さから解約しようと考えていました。
けれども、このカードは筆者が導入を検討していたETCカードが無料付帯されていることがわかり、とりあえず残すことにしました。
ただし、ETCカードをあまり利用しない場合はもう一度見直しを行い、解約することも考えています。
クレジットカードの見直しは家計の節約にもつながる
これまでお話しした通り、クレジットカードを見直した結果、ほとんど使っていなかった年会費有料のカードの解約が実現。
約4,000円もの年会費もカットできました。
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また、カードを解約するかどうかを考える際は、利用頻度で判断すべきだということもわかりました。
クレジットカードは本当に必要なものだけに絞った方が、支払いの管理がしやすくムダな出費を抑えやすくなります。
それが家計の節約にもつながることは間違いないでしょう。
読者の皆さんも、一度しっかりとお手持ちのクレジットカードの見直しを行ってみてはいかがでしょうか。
その結果クレジットカードの管理が楽になり、家計の節約ができれば一石二鳥です。(執筆者:大岩 楓)