3月10日から3月22日まで行われていたICOのContractNetという仮想通貨をご存じでしょうか。
しかし悪いニュースが立て続けにあり、地合いが悪かったせいもあってか、あまり話題にならなかったようです。
現在はBTC-Alphaという取引所でしか購入できませんが、5月中にはCoinBeneに上場が決まったことで大きく価格が反応する可能性も高くなっています。
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目次
ContractNetとは
ContractNetというものが、どのような仮想通貨というのを一言で説明すると、独自のブロックチェーン技術とイーサリアムで有名なスマートコントラクトを装備している、IOT関連の仮想通貨です。
IOTとはあらゆる物をインターネットで結ぶことによって、例えば自動運転システムなどがIOTの発展によって可能になっていきます。
ContractNetの特徴と最大のポイント
発行枚数が少ない以上に売れ残りを全てバーン
もともとの発行枚数が2,300万枚ですが、売れ残ってしまったため1,006万枚がバーン(焼却)され1,294万枚となりました。
実際、1,294万枚とかなり少なくビットコインの約2,100万枚と比べてみても、かなり少ないのがわかるでしょう。
通貨の枚数が少ないということは、大きく上がるときは一気に上がるという特徴があります。
シンガポール富士通との提携
おそらくContractNetを購入した方の多くが、シンガポール富士通との関係性に期待から購入をしたのではないかと推測します。
ちなみに富士通ユーロはIOTAと提携をしていますが、シンガポール富士通との関係性はなく連携等もないようです。
イーサリアムの弱点を克服
もともとシンガポール富士通は、イーサリアムへの導入を考えていたようです。
しかしイーサリアムの弱点を発見したことで、イーサリアムの導入を中止し、独自のブロックチェーンを開発するに至りました。
イーサリアムの弱点というものがどのようなものなのか、という具体的な中身までは分かりません。
ただ、IOTの分野はこれからさまざまな企業が参入してくると思うので、今後さまざまな企業がContractNetと提携が発表されれば、大きく価格が上昇するのは間違いないでしょう。
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まとめ
IOTの分野は年々市場規模が増加し2018年度は、去年と比べて14.6%増の7,725億ドルに達するとされ、2020年度には1兆ドルを超えるとされています。
同時にイーサリアムやIOTAもIOT関連として大きく上昇していく可能性が非常に高いです。
もちろんここで紹介したContractNetも例外ではないでしょう。
すでに時価総額が高く、発行枚数が決まっていないイーサリアムや発行枚数が非常に多いIOTAよりも時価総額が低く、総発行枚数も少ないContractNetほうが今後の価格高騰に期待できるでしょう。(執筆者:三宅 瑛心)