毎日共働きで忙しく働く主婦にとって、自宅に帰ってからの家事は本当に骨が折れる重労働です。
何もかも自分1人でこなそうとすると大変なので、子どもや夫も巻き込んでみませんか?
そのために必要なのが、とことん無駄を省いて家事のやり方をシンプルにすることです。
「家事 = 大変、面倒」という固定概念を覆せば、子どもも夫も楽しく参加してくれますよ!
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目次
洗濯物はたまってからでOK
洗濯機を毎日回すと、それだけ干して取り込んでたたんで…という作業が多く発生するので、これが面倒でイライラしてしまう人が少なくありません。
洗濯機に入れる衣類は容量の8割ぐらいが適当なので、そこまでたまってから洗濯機を回すというルールにしてみてはいかがでしょうか?
我が家では、子どもが大きくなっておしゃれに目覚めてからは、洗濯物が増えてこのルールを適用できなくなりましたが、小さかった頃は2、3日に1度のペースで十分でした。
たたむのが面倒な時はたたまない
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洗濯で一番大変で面倒なのは、1枚ずつたたんでクローゼットやタンスにしまう作業ではないでしょうか。
我が家は、私も含めた全員がたたむ作業を苦手としているので、つい見て見ぬふりをして床に洗濯済みの衣類がたまっていく…ということがよくありました。
そこで、見るに見かねた夫が考えたのが、
小物をピンチハンガーから外しながらぽいぽい入れられるカゴを置くこと
です。
カゴは家族それぞれに1つずつ用意されており、下着はそこから出して使っています。
他にハンカチやシャツなどを入れておくカゴもあり、この中のものはある程度たまったら私か夫がアイロンをかける決まりになっています。
お風呂掃除は最後に入る人が簡単に済ませる
我が家では、お風呂を掃除するのは最後に入った人の役目。
以前は、ゲームをしたりテレビを見たりしたい子どもたちがなかなか入ろうとせず、お尻をたたくのに苦労していました。
しかしこのルールにしてからは掃除をしたくない子どもたちが進んでお風呂に入るようになり、気が楽になりました。
毎日掃除をするので、力を入れてゴシゴシこすらなくても、シャンプーをつけたスポンジでさっとこするだけで十分にキレイになります。
後はシャワーで洗い流して換気扇をつけるだけ(タオルで水気を拭き取ってもOK)なので、子どもたちも夫もお風呂掃除の係に当たってしまってもそれほど苦ではないようです。
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朝食は食パンと具材でセルフサンドイッチ
朝食を作るのが面倒…でも栄養バランスは気になるという時は、テーブルに食パン、ハム、チーズ、ジャム、野菜などを準備して、それぞれ好きな組み合わせでサンドイッチを作ってもらうことがあります。
ご飯がいいという時は、ボウルに盛ったご飯、塩、梅干し、昆布の佃煮、マヨネーズを混ぜたツナなどを用意して、それぞれに握ってもらうことも。
食欲がなくても自分のペースで食べられるし、単純に作るのが楽しいので、夫にも子供たちにもおおむね好評です。
まとめ
できるだけの手間を省くシンプル家事は、やることが減って楽になるだけでなく、家族みんながお互いに思いやりを持つことにもつながります。
我が家では、この他にも「みんなで相談しながら断捨離をし、物を少なくして片付けの手間を省く」というものも実践していますが、部屋を広く使えるし、家の中がすっきりしてとても気持ちが良いです。
家族みんなが笑ってストレスなく過ごせるよう、これからもいろいろ知恵をしぼっていきたいと思います。(執筆者:畠山 まりこ)