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1年のうちに何度も来る「記念日」や「お祝い」
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5月は母の日、6月は父の日、8月はお盆があるし、9月は敬老の日、12月はクリスマスに年末…そして年始。
その間に家族の誕生日や結婚記念日、バレンタインデー、ハロウィンイベントやお正月、さらにはお中元やお歳暮まで…イベント日はもりだくさんです。
贈り物、毎回する? しない?
全てのイベントで何かを買ったりプレゼントしたりすると、かなりの出費がかかってしまいます。
また、イベントは
「今年は何にしよう…」
と頭を悩ませる原因にも。
ただでさえ毎日追われるように忙しい生活の中で、「贈り物を選ぶ」って本当に本当に頭を使います。
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1年の間の出費も大きい
子どもの誕生日にはケーキやプレゼントを、夫婦の記念日には何か特別な食事を。
敬老の日には実の親や義理の親にプレゼントを渡したり、日ごろお世話になっている人にはお中元やお歳暮を贈ったり…。
ただでさえ多い「イベント」に加え、1年の間には車を持っていれば車検や車の税金、医療保険や生命保険の保険料などの「絶対に必要な支払い」もあります。
贈り物にも「断捨離」

本当に重要なものだけに絞ってしまえばとてもラクです。
どんなに忙しくても、大きな出費になっても「プレゼントを贈りたい」と考えるなら良いですが、
と思うなら、思い切ってやめてしまっても大丈夫。
イベントだからといって「やらないといけない」ことはありません。
家庭の状況に応じて、勇気をもってさまざまなことを「断捨離」していく勇気が大切です。
価値に合わないと「不用品」
贈り物をもらうのはうれしいが、自分の価値観に合わないものは「不用品」となってしまいます。
「モノ」のプレゼントより、「気持ち」がうれしいと感じる人もいます。
もし催促されてしまったら…
・ 「遅くなってすみません」とやっぱり後から準備して渡す
・ 正直に理由を言って贈り物はなしで納得してもらう
などで、対応できます。
「モノ」ではなく「体験」を贈る

毎年の贈り物をやめて
・ 少し豪華な食事を準備したり、外食する
・ 全員の誕生日をまとめて、1年に1度家族でプチ旅行
など、普段と違う「ステキな体験や時間の共有」するのもいいですよね。
「モノ」ではなく「体験」にお金を使うのは、人生を豊かにできるという意味で「投資」と考えます。
これからの人生を歩む子どもたちはもちろん、親である私たちもまだまだ知らないことがたくさん。
人生はまだまだ長いのですから、親子でいろんな体験をして素晴らしい人生を歩みたいものですね。(執筆者:河野 友里)