目次
みずほマイレージクラブとは

現在、メガバンクを中心として個人顧客の囲い込みを重要施策として取り組んでいます。
いくつかの銀行の施策を見る中で、一番利用者側にメリットが高いのが「みずほマイレージクラブ」です。
金利ではもうけられません
ネット銀行なででは、普通預金金利がメガバンクの10倍などというキャンペーンもあります。
そもそもの普通預金金利が0.001%程度といった数字なので、それが10倍になったとしても、ほとんど実額としてのメリットは享受できません。
こんな時、手数料の削減が効果が高くなります。
どんな手数料割引が受けられるのか
手数料の無料化内容は下記のとおりです。
・ 時間外手数料… 216円か108円を月4回まで無料 → 最大216円×4回=864円
・ 振込手数料… 432円が月4回を無料 → 最大432円×4回=1,728円
合計2,592円 / 月
年間3万1,104円が無料になります
ATM利用手数料、時間外手数料

知らない間に引き落とされている時間外手数料が1回108円発生しています。
小額なのであまり気にしませんでしたが、累積すると大きな金額です。
何もしなければ、ATMでもコンビニでも手数料が引かれており、さらには利用する時間帯によって時間外手数料も同時にひかれており、これは結構大きいです。
振込手数料
通常の生活の中でも振込は数件程度必ず発生しています。
塾の代金から、家賃、駐車場代の支払いといったところでしょうか。
平均的に1件あたりの振込額は3万円を超えることが多いと思われます。
みずほ銀行から、その他の銀行への振込は、1件につき432円の手数料が発生しています。
これが実は手数料としては非常に大きいです。
「みずほマイレージクラブ」加入の流れ
1. みずほ銀行での普通預金口座開設
2. インターネットバンキングの登録
3. 投資信託の利用
以上の3点です。
「みずほマイレージクラブ」で手数料無料になるにはいくつか条件があります。
詳細は公式HPをご確認ください。
私は1万円で、投資の勉強と考えて投資信託を購入しました。
投資信託の購入も、現在はインターネットバンキングでできますので、購入に際しての負担はあまりありません。
他にも条件として、
・ 預金などの残高維持
・ カードの利用残高
などもありますが、いずれも判定のタイミングでの確認や資金移動があり、チェックが必要ですので、利用者としては負担感があります。
ですので、この際は勉強と割り切って投資信託の購入、長期保有がベストです。
手数料ゼロだけど、運用損にも注意

銀行に預けても利子は0ですから、運用といった目線で銀行を利用するのは得策ではありません。
このような銀行ごとに設定されているキャンペーンなどを利用して、普段何気なく支払っていた手数料を0にする事のメリットは非常に大きいものがあります。
投資信託の運用損などが発生する可能性もありますが、ここは勉強と考えて、まずは毎月の手数料の削減に取り組んではいかがでしょうか(執筆者:松野 のりこ)