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元海上保安庁所属「船舶料理士」の筆者が揺れる船でも作ってた。簡単&コスパ良好「航海カレー」のレシピ公開。

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元海上保安庁所属「船舶料理士」の筆者が揺れる船でも作ってた。簡単&コスパ良好「航海カレー」のレシピ公開。

私は元海上保安庁所属そして「船舶料理士」

入港日にカレーを食べる

「船乗りレシピ」と聞いて想像するのが、カレーライスという方も多いと思います。

そこで、海上保安庁の巡視船に乗っていた時代に経験した味を、コスパ良く家庭用に再現したカレーをご紹介します。

船乗りがカレーを食べるって、本当?

海上保安庁では、長い航海を終えて入港する日にカレーライスを作り、乗組員の皆にふるまっていました。

「入港カレー」と呼ばれ、カレーの香りがしてくると「帰ってきたんだなー」と家族の顔を思い浮かべたことでしょう。

あくまでも、筆者が乗組員として勤務した巡視船の話であって、もしかすると

「うちの船では入港日以外も食べている」

というところもあるかもしれませんし、海上保安庁ではなく海上自衛隊の艦はまた別だったりもします。

家でもできる。コスパ良好船乗りカレー

コスパ良好船乗りカレー

多くの食材を船に搭載できるワケではないので、比較的スタンダードな食材を使って作っていました。

入港日に作るということで、搭載した食材に余りが出ないよう、そして足りなくならないよう、

「特別なものを使うというより家庭でも再現しやすいものばかりだな」

と退職してから気付きました。

材料(4人分)

材料4人分

・ 人参 1本
・ 玉ねぎ2個
・ しめじ1株
・ 鶏肉手羽元
・ ホールトマト缶 1缶
・ カレールー1箱

筆者が乗っていた船は市販のカレールーを使っていました。

業務用のカレーフレークを使っている方もいました。

揺れる船では調理作業自体が危なく、入港作業など他の作業が入ることもあり、多くの時間を調理に充てられない状況もあるため、一般家庭とごくごく同じ流れでカレーを作っていました。

1. 手羽元を煮込む

手羽元煮込み

コスパを良くするために我が家では鶏肉の手羽元を使っています

まず、この手羽元をタップリのお湯で茹でて火を通します

ポイントは、

このときに手羽元からおいしいダシが出るので、このお湯でカレーを作る

ことです。

2. 材料を切って、炒める

一口大に野菜をカット

一口大に野菜をカットしたら炒めます。

玉ねぎがしんなりしたら、鶏手羽元を煮てダシが出たお湯を入れ、煮込みます

3. 手羽元をほぐす

手羽元をほぐす

骨から身をほぐします。

少し手間はかかりますが、食べやすくなるのでここの手間は大切です。

手羽元をそのまま入れると、見た目がダイナミックなカレーになります。

4. 煮込んだ中にホールトマトを投入

煮込んだトマト

ほぐした鶏の身もいれ、ニンジンなど野菜にしっかり火が通ったところでホールトマトを入れます。

短時間で作っても、鶏のダシとトマトの酸味&甘味で市販のカレールーでも十分深みが出ておいしい味に仕上がります

煮込んだら、カレールーを入れて溶かして完成です。

子どもと一緒に作れる簡単レシピ

なにも難しい作業はなく、しいていうなら手羽元の身をほぐす作業が面倒なくらいです。

そこは、お子さんのいるご家庭であれば一緒にやって楽しめます。

じゃがいもがないので、冷凍可能

じゃがいもを入れていないので、食べきれなかった分は冷凍保存ができます。

冷凍しても芋が溶けて舌触りが悪くなってしまうことがなく、カレードリアやカレーうどんといったようにアレンジ用として常備しておくことが可能なのもうれしいポイントです。

簡単でおいしく、コスパの良いカレーをぜひ作ってみてください。(執筆者:三浦 希枝)

《三浦 希枝》
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三浦 希枝

三浦 希枝

前職は海上保安庁に所属し、船舶料理士とヘリコプタ―降下員として勤務。退職後、フリーライターになり4年目に開業。子連れ離婚そして再婚を経て、二児のママとして仕事との両立を図っている。Webライティング講師業もはじめ、活動の幅を広げている。趣味は時短、節約。特技は水泳(インターハイ出場経験有!) 寄稿者にメッセージを送る

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