現金を持たずとも買い物ができる便利なクレジットカードですが、家計の支払いにうまく取り入れることで、ポイントが手に入ります。
毎日の支払いでポイントがつくのなら、現金払いよりもお得ですよね。
ここでは、「ポイントのたまりやすさ」に注目して、お得なクレジットカードをご紹介しています。
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目次
カードは「固定費」の支払いに使う
「クレジットカードは節約に良くない」というイメージがある方もいるかと思います。
それはあながち間違いではありません。
クレジットカードは、借金のようなものでもあるので、いくら使ったか把握しづらいという欠点があります。
また、カード一枚で欲しいものがすぐに手に入る便利さゆえに、財布の紐が緩みやすく、ムダ使いにつながってしまいかねません。
ですが、「毎月決まっている固定の支出」にのみクレジットカードを上手に活用することで、上手に家計の節約をすることができるんです。
固定費はどんなに節約しても、必ず支払わなければならないものなので、それらをクレカ払いにすることで、効率良くポイントをためられます。
我が家でクレジットカード払いにしているものは…
・ 電気代
・ 各種保険
・ プロパイダ代
・ 動画配信サービス料金
これら5つです。
月にすると数万円の出費ですが、1年の総額にすると、何十万円という大きな額になります。
どんなに節約をしていても支払わなければならない固定の出費は、クレジットカード払いにして、賢くポイントをためていきましょう。
年会費がかからないカードがおすすめ!
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クレジットカードには、年会費無料のものと有料のものがあります。
節約目的でクレジットカードを使うのなら、迷わず無料のものを選びましょう。
年会費がかかるカードは、ポイントがつきやすい、優待があるなど、無料会員にはないさまざまな特典が受けられるので、一見お得に思えます。
ですが、「ポイントがたまりやすい」という状況だと、使えば使うだけお得になるので、むやみにカードを使ってしまいかねません。
クレジットカードで節約をするにあたって大事なのは、「最低限の範囲で使用すること」ですから、登録料がかからない無料のものがおすすめです。
ポイントがたまる! 節約に役立つクレジットカード3選
ここで紹介しているカードは、すべて年会費が無料です。
楽天カード
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テレビCMでもお馴染みの楽天カード。
我が家でも、メインカードとして楽天カードを使っています!
楽天カードのメリットを以下にまとめました。
・ キャンペーン利用でポイントががっつりたまる
・ EdyやANAのマイレージにチャージできる
・ 100円につき1円のポイントがたまる
・ 期間限定ポイントの配布がある
・ 店舗によっては、楽天ポイントがたまる
・ 入会時のポイントプレゼントがある(現在は5000ポイント)
・ たまったポイントを多くの提携先店舗で利用できる
・ 楽天カードアプリが使いやすい
・ 海外サービスが豊富(レンタカー割引や優待サービスなど)
楽天カードはとにかくポイントがたまりやすいです。
ポイントが獲得できるキャンペーンも常にたくさんあり、エントリーするだけでポイントがプレゼントされる場合もあります。
このようなキャンペーンへ積極的に参加していると、自然とザクザクたまるので、かなりお得です。
また、期間限定ポイントも定期的に配布されるのもうれしいですね。
ちなみに…、期間限定ポイントの配布タイミングは、個人的に「月末」が多い気がします。
期間限定ポイントの使用期限は短めなので、欲しいものがあるときは月末まで一度待ってみると良いでしょう。
イオンカードセレクト
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主婦の利用者が圧倒的に多いイオンカード。
我が家ではメインカードとして使っていませんが、もちろん持っています。
サブカードとして上手く活用していますよ。
イオンカードのメリットを以下にまとめました。
・ ポイントをイオン商品券やマイル、旅行券などに交換できる
・ 200円ごとに1ポイントたまる
・ ポイントを利用できる店舗が多い
・ イオン系列店で、さまざまな割引や特典が受けられる
・ 55歳以上の方は、毎月15日に5%OFF
・ イオン、ダイエー、マックスバリュではポイントが2倍
・ イオン店舗にある、ぴゅあウォーターを無料でもらえる(1日2回)
・ ETCカードの年会費が無料
・ イオンでは、毎月5、20日のお客様感謝デーは5%OFFになる
・ ゴールド会員になると、イオン店舗でラウンジが利用できる(無料)
・ 保証が手厚い(破損や事故など)
ざっとあげただけでも、これだけたくさんの良い点がありました。
個人的には、お客様感謝デーの5%OFF特典が魅力的ですね。
イオンで数万円単位の買い物をするときに使用するだけでも、かなり節約効果があります。
ちなみに、WAON一体型のイオンカードとイオンカードセレクトの違いは、引き落とし口座がイオン銀行かどうかという点です。
年会費はどちらも無料になります。
イオンカードセレクトの場合は、イオン銀行口座を作り、そこから利用金額を引き落としになりますが、WAON一体型イオンカードは引き落とし口座を自由に選ぶことができます。
しかし、イオンカードセレクトにはたくさんの特典があり、ポイントがたまりやすくなるメリットもあるので、お得を求めるのなら、イオンカードセレクトがおすすめです。
イオン利用者は持っておきたい:イオンカード(WAON一体型)
dカード
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ドコモユーザーならぜひ持っておくべきなのが、dカードです。
ドコモカードの利用でたまる「dポイント」が使える店舗も増えてきましたよね。
dカードのメリットを以下にまとめました。
・ 100円ごとに1ポイントたまる
・ アップルペイに対応している
・ ドコモケータイの保障が手厚い(3年で上限が10万円)
・ 空港のラウンジが利用できる
・ 入会時に1万4,000円相当のポイントがもらえる
dポイントのメリットは、楽天カード同様ポイントがたまりやすいという点ですね。
また、新規入会時にもらえるポイントが大きいのもメリットと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、ドコモカードには、年会費有料(1万円)のゴールドカードがあります。
年会費はかかってしまうのですが、ドコモケータイ、ドコモ光のポイント還元率が10%になる特典が受けられます。
還元率と年会費を天秤にかけて、お得になるのなら有料会員を検討してみても良いかもしれません。(執筆者:三木 千奈)