じりじりと暑さが増してくる7月や8月。
どうしても気になるのがエアコンなどを使った際の「電気料金」ですよね。

地球の温暖化が進み、「冷夏」や「酷暑」を繰り返す日本の夏。
湿気が多く熱中症になりやすいため、ちょうど良い湿度と温度を保つことが重要です。
そんな時は、ぜひお近くの「図書館」や「博物館」などへ足を運んでみるのがおすすめ。
全部いちどに手に入れてしまいましょう。

目次
夏と上手に付き合うには?
2011年の東日本大震災から「過度な電気の使用は控えよう」という傾向になった日本。
当時はさまざまなことで本当に大変でしたが、現在は電気の供給にはひどく困らないものの、「電気は大切に使う」という意識が高まり、企業や一般の住宅などすべての場所において「過度な使用」は減ったようです。
しかし「節電」への意識の高まりとともに、現代社会における「収入の減少」や「電気代など、生活費の高騰」の影響で「エアコンはお金がかかるから使用をがまんする」という方が多くなりました。
地球の温暖化や街の都会化・アスファルト化とともに夏の暑さは厳しさを増していますが、人間の体は「どんな暑さにも耐えられる」ようにはつくられていません。
できるだけ綿や麻の涼しい衣服を着たり、緑のカーテンを作ってみたり。
さまざまな工夫はもちろん大切ですが、上手にしっかりとエアコンを取り入れていくことが大切です。
夏は「図書館・博物館」で過ごすのがおすすめ!
そうなるとカフェやショッピングモールなどへ行くのも楽しいですが、夏は「図書館・博物館」へ行くのがおすすめです。
図書館や博物館は多くの人が訪れることはもちろん、本や展示物を傷ませないために常にちょうど良い温度・湿度に調節されています。
人が来ようと来るまいと、常にエアコンが効いている状態。
いろんな場所でそれぞれエアコンを使うよりも、数人が一ヵ所に集まってエアコンを使った方がもちろん効率的です。

「図書館・博物館」で過ごすメリット
カフェやショッピングモールへ行くと、どうしてもお金を使っちゃうんですよね…。
「服を見てると欲しくなっちゃうなぁ」
なーんて。
しかし図書館や博物館には、このような「誘惑」がありません!
入館料は図書館なら無料、博物館なら数百円程度。
さまざまな本や展示物を見ることができ、じっくり楽しめば、ほとんどお金をかけずに丸一日過ごせます。
さらにベンチやイスが多いので、一日中楽しんでもあまり疲れません。
体力が奪われやすい夏だからこそ、「外出先で疲労しない」というのはとっても重要なポイントです。
図書館

小さな子どもから大人まで、誰もが楽しめる本をたくさん取り揃えているため年齢を問わず楽しむことができます。
絵本や小説・実用書などはもちろん、新聞やファッション雑誌なども常に新しいものが入っており、いち早く新しい情報を知ることも可能。
多くの図書館では、それぞれイベントを開催して地域の人々の交流・情報の提供をおこなっていたりもします。
ちなみに私の身の回りの図書館では
・医師による「医療健康講座」
・消防署職員による「AEDや消火器などの使い方講座」
などのイベントがあります。
こういった役に立つ情報も、基本的に「無料」で知ることができるので「図書館」は本当に要チェックです!
博物館

子どもが楽しみにくいのでは…と感じる「博物館」も、実は子どもが楽しめるように努力しているところがたくさんあります。
展示物に関する簡単なクイズが設置してあったり、実際に体験して遊べるコーナーがあったり。
博物館に足を運んでみると、知らなかった地元の歴史や面白いプチヒストリーまで詳しく知ることができます。
「この土地にはこんな歴史があったのか」
などなど、今までは興味がなかったものでも実際に足を運んでみると、意外と面白く見えてくるもの。
博物館は、数週間単位でいろんなテーマの展示物を取り扱うところもあります。
同じ博物館でも、今月と来月では全く違う種類の展示をおこなっているという場合も。
こちらも時々チェックしておくのがおすすめです。
この夏はぜひ「図書館・博物館」へ!
気持ちの良い空調の中で、新しい情報や深い情報を知れる素晴らしい場所。
それが「図書館・博物館」なんです。
基本的に静かな場所なので、ちょうど良い空調の中でゆっくりと心を落ち着けるにも最適。
音や情報にあふれる現代の、まさに「ヒーリングスポット」ですね。
この夏はぜひ、お近くの「図書館・博物館」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。(執筆者:河野 友里)