夏用に小さめのトートバックがほしいと思っていた筆者。
DAISOできれいな色のフェイクレザーを見つけたのでハンドメイドにトライしてみました。

フェイクレザーは手縫いでは堅いので一目ごとに目打ちで穴をあける必要がありますが、ミシンなら直線縫いだけで簡単です。
型紙不要でザクザク切ってザーッと縫えます。
裏地はつけていません。
できるだけ手のかからないシンプルな方法でつくりました。
目次
使ったのはコレ! DAISOで購入したフェイクレザークロス3色

フェイクレザーにはほかにもブラウンや黒などがありましたが、夏らしい配色のマルチカラーにしたかったので青系3色を選んでみました。
1枚の大きさは30㎝ × 40㎝です。
フェイクレザーの便利なところ
・ しわにならない
・ 切りっぱなしでOKなので端の始末不要
注意が必要なところ
・ 高温がダメなのでアイロンはかけられない
・ ミシンなどでこすり続けると色の面がはげる
・ レザー面はミシンの滑りが悪い(裏面のフリース地のような面は縫いやすいです)
マルチカラーミニトートバックにトライ

好みの大きさになるように印をつけて切ります。
印つけはチャコペンでなく鉛筆でも大丈夫です。
縫い代は5mmでOK。
筆者は面ごとに違う配色にしたかったので長方形と正方形で切りました。

切ったら、1枚になるようにつなぎます。
縦横どちらから縫っても大丈夫です。

こちらは持ち手用です。
筆者はバイカラーにしたかったので半分で継ぎ足しました。
トートバックの持ち手は40㎝が基本なので、1色でつくるためには最初にとっておく必要があります。
その場合はクロスの長さが40㎝なので縫い代の分、若干短くなります。
持ち手は真ん中でつなぎ合わせ、中表にして端を縫い、ひっくり返しました。
ひっくり返すときにものさしや鉛筆などを使うと角があたってレザー部分が削れてしまうので手指だけでやるほうがいいです。
外側からステッチで押えます。
中央部分は分厚くなるので、両端から縫って真ん中は縫わずにおきました。
作っておいた2枚を縫い合わせて持ち手を付けます。

筆者は袋状にしてから持ち手を付けましたが、クロスの滑りが悪いので先に持ち手をつけておくほうが簡単だったなと思いました。

B5のファイルが横向きにすっぽり入るサイズです。マチはありません。
お財布とスマホ、手帳くらいを持ってでかけるときに便利そうです。
余ったクロスでポーチとタッセルも

クロスが余ったのでファスナーを追加してプチポーチにしました。
節約という観点では、100均で買ったほうが時間の節約になります。(苦笑)

飾りのタッセルも作りました.
作り方は簡単。細長く切ったクロスをまとめて留めて、細長く切りました。
細かいところは見てはいけない仕上がりですが、バッグにつけてみるとそれなりにイイ感じになりました。
さいごに

制作費は300円程度ですが、制作時間は全部で4時間程度。
節約というよりは「どうやって作ろうかなぁ」と考えて作っている時間が楽しい感じです。
趣味にかける費用としては安いものですよね。
自分でつくると愛着がわき、縫いムラも味に感じるので不思議。
裁縫が大得意ではない筆者でもできたので、よかったら試してみてください。(執筆者:那波 りよ)