年間走行距離1万㎞程度の我が家の車は、新車購入時から4年を過ぎるとそろそろタイヤ交換かな~という感じになってきます。
タイヤの減り方は車種や乗り方によりけりですが、一般的な交換の目安は4~5年といわれています。
交換の目安だけをたよりに無理して使い続けていると思わぬ事故や故障のもとになるので、こまめに状態をチェックしつつ早めに交換するのがおすすめです。
とはいっても、気になるのがやはりその値段ですよね。
そこで、できるだけ安くタイヤ交換を済ませる方法をご紹介します。

目次
知らない人はタイヤにお金を使いすぎているかも?
「車のことはよくわからないから」とお店任せになってしまい、タイヤ交換に使った額が高いのか安いのかよくわからないという人の話をよく耳にします。
ディーラーやガソリンスタンドなどで点検して「今すぐ交換しないと危ないです」なんて言われれば、わからない人は怖くなってすぐ交換してしまいますよね。
本当に交換しなければならない状況ならもちろん交換すべきですが、まだ使えるタイヤの交換をあの手この手で勧めるショップが一部あることも事実なので注意が必要です。
「これじゃあ車検に通らないかも」もよく使われる決め文句なので、車検の合格基準である1.6㎜以上の溝が残っているのかどうか、自分の目でしっかり確認しておきたいところです。
一方で気をつけたいのが、とっくにダメになっているタイヤを「まだ使える」とユーザーが思い込んで、ディーラーやカーショップのアドバイスを無視して乗り続けてしまうこと。
残り溝がなく側面がひび割れているタイヤ、中のワイヤーまで見えはじめているようなタイヤは危険なので早く交換しましょう。
タイヤの製造年数をセルフチェック
側面にヒビや傷がなく、溝がまだまだ残っているタイヤを交換しなければならない理由があるとすれば、製造からかなりの年数が経過しているかどうかぐらいです。
ちなみに、タイヤの製造年はタイヤの側面を見ればすぐにわかるので、ぜひチェックしてみてください。
例えば、タイヤの側面に「1718」などといった数字が書いてあるとしたら、それは、2018年の17週目に製造されたタイヤという意味です。

「そろそろタイヤ交換」と思ったらAmazonでタイヤ探し
直せないパンクやバーストなど、やむを得ない状況以外でタイヤ交換を勧められたら、まずは見積りだけもらって話を保留にしましょう。
そして、Amazonで見積りに書かれている同メーカ同サイズのタイヤを探してみてください。
商品によっては、店頭ではなかなかお目にかかれないような安さの新品を見つけることができますよ。もちろんスタッドレスタイヤもあります。
在庫の状況によっては製造から1~2年経過している場合がありますが、そのぐらいなら我が家は気にせず利用しています。
ちなみに、昨年Amazonで購入したスタッドレスタイヤは同年製造でした。
オススメのメーカ3社と価格の目安
メーカによってはかなり安く買えるタイヤもあるのですが、安すぎるタイヤは劣化も早く、長期的に考えると損をしてしまう可能性があります。
そのため、我が家では「ヨコハマ」、「ブリヂストン」、「ダンロップ」、「トーヨー」の中からタイヤを選ぶようにしています。
例えば、「175/65R15」で検索してみると、送料無料で以下のような価格のタイヤ(単品)が見つかります。
4本セットのほうがお得な場合もあるので、そちらも合わせてチェックしてみてください。
・ ブリヂストン低燃費タイヤ 6,382円
・ ダンロップサマータイヤ 5,777円
・ トーヨー低燃費タイヤ 5,819円
※価格は変動する場合があります。
購入したらAmazon提携ショップで交換
購入した新品タイヤは、Amazonと提携しているカーショップやガソリンスタンドに直接配送し、タイヤのサイズに応じた標準工賃で交換サービスを受けることができます。
提携先は、Amazonの商品ページのところに「交換取付」という項目があるので、そこで詳細をチェックできます。




上記の価格で「175/65R15のヨコハマ低燃費タイヤエコス4本」を「宇佐美」で交換する場合、合計2万7196円(税込)です。(組み替え、廃タイヤ処理、エアバルブ交換料金込み)
提携外のショップで交換することも可能ですが、タイヤ持ち込みの場合は工賃が割高になることがあるので要確認です。
実際にどのくらい安くなるの?
ちなみに、某カーショップにて価格調査を行なったところ、同じタイヤが1本1万3,063円、工賃が7,176円(組み替え、廃タイヤ処理、エアバルブ交換料金込み)、合計5万9,428円(税込)で、Amazonとの差額は3万2,232円という結果に。
購入と交換の手配に多少手間がかかりますが、サイズさえ間違えずに手配できればあとは簡単なので、よかったらぜひチャレンジしてみてくださいね。(執筆者:木山 由貴)