楽しい思い出が作れる旅行。
パパママとしては、宿泊費だけでなく移動費も気になるところです。
子供料金をよく知っておくなら、子連れ旅行で損をしないはず。
パパママに知ってほしい、さまざまな子供料金適用範囲をご紹介します。
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目次
公共の乗り物の子供料金対象年齢を復習
JRなどの公共の乗り物
JRの規定によると小学6年生の年度末である3月31日までが子供料金で、電車に乗ることができます。
新幹線、電車、バスなどの日本の公共の乗り物は、基本的な基準になります。
飛行機の場合
飛行機を利用する時には、注意が必要です。
国内線と国際線では、子供の区分と料金が変わります。
国内線の一般的な航空会社
幼児は生後8日から2歳まで、小児は3歳から11歳です。
LCCでは、幼児は生後8日から1歳、小児2歳から11歳までとなっています。
国際線の一般的な航空会社
幼児は生後8日から1歳、小児は1歳から11歳までです。
LCCの場合、生後8日から1歳までで、小児料金区分はありません。
「1歳8か月なら飛行機代無料だから海外へ!」と思っていたら、小児料金を請求されることがあるので注意しましょう。
2歳まで無料なのは、大手航空会社の国内線のみです。
中華圏での子供料金計算の仕方
海外では年齢に加えて、身長が子供料金の基準とされています。
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香港の場合
MTRの切符は、大人きっぷと特恵きっぷ(シニアと子供)の二つ。
特恵切符は、3歳以上11歳以下のこどもと、65歳以上のシニアが利用できます。
3歳以下でかつ、身長94cm以下の子供は無料になります。
つまり、95cm以上の大きな2歳児はきっぷの購入が必要です。
台湾の場合
台湾では身長90cm以下か110cm以下を「児童」として、子供料金や無料で遊園地や美術館、博物館などが無料になります。
でも、MRTなら6歳以上115cm以上から大人きっぷが必要です。
新幹線は6歳以上12歳未満115cm~150cm未満は子供きっぷ、それ以下は無料(115cmを超えると身分証が必要)です。
12歳以上は大人きっぷになります。150cm以上で12歳未満の場合、身分証明書を提示すると子供きっぷが買えるそうです。
中国の場合
中国では、身長と年齢を基準として子供料金が適用されます。
新幹線では、18歳以下で120cm以上150cm以下は子供料金(大人きっぷの50%)です。
高校生でも149cmなら子供きっぷになります。
小学校未満でも120cm以上になると無料ではなく、子供料金の支払いが必要です。
保護者同伴なら、大人一人につき120cm未満の子供一人が無料です。
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もし、駅員さんに「切符代払ってください!」と止められても、焦らなくて大丈夫です。
切符売り場に設置されている身長計で測って見せれば安心ですよ。(執筆者:桜井 まき)