マネー美人は貯めたお金に働いてもらい(資産運用)、更なる幸せと豊かさを引き寄せます。
ギャンブル的な投資ではなく、自分の価値観に合った、心と家計が満足するような投資を心掛け、その為にも投資について学ぶことを怠りません。
消費者目線だけでなく、投資家や経営者目線も身に付くので、これまで見えなかったお金の流れが見えるようになり、日本と世界経済が更に面白くなります。
「幸せに豊かになる為のお金の扱い方のひとつ」として学びながら、資産運用を取り入れていますので人生が更に豊かになります。
マネー美人の資産運用の心得をお伝えしていきましょう。
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目次
心得1: 覚悟と責任を持つ
マネー美人は、投資にはリスクとリターンがある事を心得ています。
誰しも元本が減るリスクには恐怖を感じるものです。
だからこそ、資産運用はリスクを取るという覚悟と責任が伴います。
ダイエットでも食事制限や運動が課されるように、「楽して痩せる」ことはありませんね。
資産運用の世界もローリスク・ハイリターンと都合の良い事は決してなく、10万円儲かる可能性があるなら、10万円失うリスクもそこには存在します。
だからこそ、「失っても困らないお金」で始めることが大前提となります。
心得2: 資産運用を学ぶ
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキ氏は
と文中に書いてあるように、リスクを最小限に抑えるには投資について学ぶことが一番の近道です。
「資産運用や投資は怖い」と思ってる方がほとんどだと思います。
しかしその恐怖は「知らない」という事から来る恐怖ではないでしょうか?
私達は資産運用だけでなく、常にリスクの中で生きています。
例えば健康です。
私達はいつまでも健康でいられるとは限らない、という事をよく知っているので、健康診断や予防摂取を受けたり、食事や運動など、あらゆる面で健康を維持する為に努力します。
このようにリスクをきちんと知って理解していれば、対処法もわかります。
資産運用も同じです。
きちんとリスクを知り理解し、リスクコントロールする事ができれば恐怖は少なくなります。
知識も持たずに一発逆転を目指し多額をつぎ込むような事はギャンブルですが、勉強しリスクを知り投資をすることは、人生を豊かにするための一つの手段なのです。
資産運用について学び、小さな失敗と成功を繰り返しながら、少しずつ利益を出せるようになりましょう。
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心得3: 積立投資を心掛ける
資産を形成していく為には投資信託を活用した「少額・長期・分散」しながらの積立投資がポイントです。
ポイント1:「少額」
毎月貯蓄している金額の中から、いくらなら資産運用に回せるでしょうか?
毎月5万円貯蓄しているのなら、4万円を現預金で貯蓄し、残りの1万円を資産運用に回していく、というように、現預金と資産運用に回すお金を分散させます。
ポイント2:「長期」
資産を形成するには大金を一度に投資するというやり方ではなく、長期間に渡り、毎月コツコツと一定額を購入していく「ドルコスト平均法」が有効です。
お金だけではなく時間も分散させることで、リスクを抑えることができます。
最低でも10年以上、できれば20年以上続けることが求められますので、10年後、20年後の自分を想像しながら、老後資金や楽しみのお金を作っていくといいでしょう。
ポイント3:「分散」
毎月1万円を資産運用に充てるなら、最低二つの金融商品に分散させるようにしましょう。
例えば、株式と債券といったように相反する商品を持つことで資産は安定しますので精神衛生上にも良く、資産を増やしながら守るという側面を持ちます
心得4: 価値観に合った投資先を選ぶ
好きな会社や応援したい会社を投資先に選ぶ事は、資産運用を長く楽しむ大切なコツとなります。
その金融商品を保有する事で、自分・投資先・社会の三方良しに繋がれば最高です。
反対に、ただお金の為に自分の価値観に合わない投資先にしてしまうのはナンセンスで、儲かったとしても心は虚しくなるばかりです。
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心得5: 分からないモノには手を出さない
数多くの金融商品が存在しますが、「よくわからないけど儲かりそう」なモノほど、詐欺やハイリスクな商品になりがちです。
食品でも原材料や生産・販売業者を確認するように、金融商品も同じように、商品の内容や運用・販売会社に関して調べることはとても重要。
大切なお金だからこそ、理解できない複雑なモノには手を出すべきではありません。
最初は専門家にアドバイスをもらい、慣れてきても不安や疑問がある時は必ず専門家に相談し、客観的な視野を持つようにしましょう。
まとめ
以上の5つを常に心がけてお金を扱っていれば、あなたもいつのまにか「マネー美人」です。
更なる幸せと豊かさを引き寄せちゃいましょう。(執筆者:二宮 清子)