目次
収納便利グッズ
さまざまな場所でフレキシブルに使える収納グッズとして話題となっている無印良品のファイルボックス。
すでにご家庭の収納に取り入れている方や、これから買いそろえていきたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ニトリでも「A4ファイルケース」という収納ケースがあります。
「無印のファイスボックス」と「ニトリのファイルケース」を両方を使ってきた筆者が、2つの違いを紹介します。
ポリプロピレンファイルボックスとは?

名前の通り、もともとはデスクで書類やファイルを収納するための商品です。
サイズは10×32×24cmで色はすこしくすんだ白。
一般的なファイルボックスとの大きな違いは、形がシンプルな直方体であるという点でしょう。
無駄なくぼみや段差がなく並べても無駄なスペースが生まれないので、食品や洗剤などさまざまなものの収納に適しています。
ニトリ「A4ファイルケース(オールホワイト)」
よく見ると細かい違いはあるものの、正面から見ればほとんど同じです。
にもかかわらず、お値段はなんと370円と激安。
さっそく、この2つの違いや、どちらを買うのがお得だと言えるのかを検証していきましょう。
無印良品とニトリ「ここが違う」

ニトリの商品を見つけたとき、そのお値段とあまりにそっくりな見た目につられてつい10個ほど買ってしまった筆者ですが、実際に収納して使ってみると次のような違いに気が付きました。
これらの違いを踏まえて、使用用途によってどちらを購入するべきかを判定していきたいと思います。
1. ニトリの方が数ミリ小さく、A4用紙は入るがファイルが入らない
ほんの数ミリではありますが、ニトリは小さくA4ファイルが入りません。
これは致命的でした。
A4サイズのファイルに入れた書類を収納するために、結局無印のファイルボックスを買い直すはめになったのです。
あまりにソックリすぎて、当然入ると思っているのは私だけではないはずです。

2. ニトリは両側にくぼみがある
ニトリには両サイドにくぼみがあります。
持ちやすさや取り出しやすさを求めたのかもしれませんが、正直あまりいらないなというのが筆者の感想です。
どうしても中身が横から見えてしまいますので、中身を隠して収納したい場合は無印をおすすめします。
3. ニトリの方が真っ白
見える場所で使うなら、真っ白でそろえたいという人も多いでしょう。
無印は白っぽく見えるとは言え、カラーはダークグレーなのでやはりくすみがかっています。
その点ニトリは本当に真っ白で、並べてみるとその白さは際立ちます。
見た目の色にこだわるならニトリ一択です。

4. 無印の方が少し頑丈でたわみにくい
これも実際にものを入れてみないとわからない点ですが、ニトリは重いものを入れて持ち上げると少したわむ感じがあります。
一方無印は重いファイルを何冊か入れても安定感があり、強度の違いを感じずにはいられません。
飲料や洗剤などを入れておく場合や、頻繁に出し入れする場所で使うなら無印の方が使いやすいでしょう。
見た目そっくり、値段半額は魅力的ですが…
見た目はほとんど同じでお値段がおよそ半額となれば、買いたくなります。
筆者もまさにそうでした。
しかし、小さな違いがあとあと大きく響いてきます。
結局余分にファイルボックスを買って無駄な出費がかさんでしまっては意味がありません。
使用用途とこだわりポイントを明確にし、どちらを買うか考えてください。(執筆者:金井 まき)