目次
結婚前に実家住まいだった夫の浪費

私の夫は結婚前、ずっと実家住まいだったので、住居費、光熱費も不要、お給料も全部自分の好きなように使っていたようです。
「通販好き」、「珍しいもの好き」という性格から、何か面白いものを見つけると片っ端から買っていました。
結婚後も変わらない夫の浪費生活
結婚後、我が家には次々と通販会社からのカタログが届き、夫はそれを丁寧にチェックし、数日たつと次々に荷物が届きます。
夫が実家から新居に持参した数々の品は一部屋が埋まってしまう量でした。
さらに夫の実家に行くと、さまざまなアイデア商品や健康グッズがまだまだ山のように出現…。
断捨離女にはゆゆしき事態
「断捨離」という言葉が出てくる前から、すでにそれを実践していた究極の断捨離女の私にとってこれは許せないものでした。
そこで、私は夫に正しい買い物の仕方をレクチャーすることにしました。
今回は、そんな夫に私が行った熱い講義の内容をご紹介します。
(1) 正しい買い物の方法

断捨離女の私が浪費家だった夫に行った講義の内容は以下のようなものです。
余計なものを買うと
・ 置き場所が必要
・ 収納グッズが欲しくなる
・ 必要なものと不要なものを仕分ける時間とエネルギーが必要
・ 捨てるにも今の時代お金がかかる
つまり、
が必要となる
買う前に
「使うのか」
ということをしっかり自分の胸に手を当てて考えて買うことが、片付けと節約の第一歩です。
(2) 不必要なものをためない
夫は何でも大事に保管し、それを捨てることができない性格です。
旅行先のパンフレットやチケットを持ち帰り、ファイリングして旅の思い出として大切に保管しています。
テレビ番組も次々と録画します。
旅先のパンフレットも、テレビ番組もあとで見ているのなら、文句も少なくなります。
しかし夫は「とっておく」だけに執着をしているので、見ることはありません。
テレビ番組も1GBのHDDがいっぱいになっています。
そのため、パンフレットやチケット、録画した番組はたまっていく一方で、モノはどんどん増えていきます。

不要なモノが多いから探し回る
不要なモノが増えた結果、夫はいつも
「あれはどこに置いたかな」
と何かを探しています。
「あれがない、これがない」と探しまわるのは、不要なものをいっぱい持っている証拠です。
必要なものだけ持っていれば、どこに何がある把握できます。
不要なものをどんどん捨てることで探し物をする時間が減ります。
(3) 本が好きなら「図書館」がオススメ
夫は読書が大好きで暇さえあれば本を読んでいます。
結婚後、夫が持参した本は少なく見積もっても1,000冊あります。
本は2階の一室に保存されており、その床が抜ける事態さえ危惧されることから私は夫にある提案をしました。
本って1度読んで、再び読むことはあまりありません。
図書館で借りて読めばタダだし、家に本がたまることもなく、また読みたくなったら借りられます。

読みたい本がないとき
リクエストカードに書いて図書館に出すと新しく購入してくれたり、よその図書館から借りてきてくれたりして貸してくれます。
新刊の場合は、図書館が購入する前にリクエストカードを出しておくと、人気の本でも早めに借りられるからすぐに読めます。
妻の努力と夫の理解で月に3万の節約に成功
夫は私のアドバイスで
・ 家に図書館のリクエストカードを常に数枚保管し借りる
という、努力をしてくれています。
これにより、少なくとも月に3万円は節約できています。
「捨てられない」という体質はそう簡単に変えられるものではなく、夫がモノを捨てている姿を見たことはほとんどなく、部屋はいまだにカオスです。
しかしあまり多くを要求するのは酷なのでそれは放置しています。
「学ぶ人」と「学ばない人」

ここまで夫が変わることができたのも夫が「学ぶ男」だったからです。
人間には
・ 学ばない人
の2種類がありますが、結婚相手を選ぶときは「学ぶ人」を選ぶことをおすすめします。
結婚前に結婚相手についてチェックするべき重要なポイントです。
それも節約につながるひとつのポイントといえるでしょう。(執筆者:桜田 園子)
【サマポケ】月額250円~の収納サービス 箱につめておくるだけ!
TVCMで噂の「サマリーポケット」