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絶対に支払わないといけないモノ
日本で生活する以上、望む望まないに関わらず必ず払わなくてはいけないものがいくつかります。
税金、健康保険、そして年金です。
それぞれかなりの額になるので「痛すぎる出費」だと思っている人ばかりでしょう。
ところでこれらの「支払わなくてはいけないお金」の一部をカード払いできることを知っていましたか?
クレカ払いでポイント還元
買い物をしてクレジットカードで支払いをすると、利用金額に応じてクレジットカードのポイントがたまります。
これを目的にカードを選んだり、いろいろなものをカード払いにしてたりと、工夫している人も多いでしょう。
年金は、会社員であれば自動的に給与から天引きされます。
しかし、自営業者や派遣社員、パートなど非正規雇用で働く人は、税務署から送付される納付書を使って自分で支払いに行かなければいけません。
うっかり忘れてしまったり、送付書を失くしてしまったりということもあり、少し面倒です。
そこでおすすめしたいのが、クレジットカードで国民年金を支払うこと。
年金のカード払い自体は、2008年から対応しています。
カード払いなら払い忘れがないうえ、カードのポイントもたまります。
クレカ払いの注意点
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全てのクレジットカードがポイント付与の対象ではないということ。
一部のカード会社では、年金のカード払いはポイント対象外となっています。
還元率のいいクレカ
年金のカード払いでポイントが付与され、さらにポイント還元率が高いクレジットカードは次の3つです(いずれも年会費無料)。
・ リクルートカード (還元率1.2%)
・ 楽天カード (還元率1%)
・ Yahoo! JAPANカード(還元率1%)
年金のカード払い、どのくらいお得なの?
カードで支払えるのは、
・ 1年前納
・ 2年前納
の3種類です。
1年分を前納する場合、支払額は19万1,970円
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この金額を楽天カードで支払うと、1%の1,919ポイント(1,919円分)が還元されます。
さらに前納することで年金自体も割引されます。
1年前納の割引額は4,110円です。
カードのポイント還元額と合わせると、
2017年より2年前納のカード払いにも対応しており、2年前納した場合の支払額は37万7,350円(割引額1万5,650円)、付与される楽天ポイントは3,773ポイント(3,773円)なので、合わせて約1万9,000円分もお得です。
年金のカード払いに手数料はかかりません。
国民年金を支払っている人はカード払いにして、割引額と還元ポイントでトクしましょう。(執筆者:草間 綾子)