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外食費と酒代の関係

そんなすてきな奥さんが存在する一方、我が家ではむしろ妻が率先して飲みはじめ、毎晩夫婦で晩酌してしまいます。
お酒を共有して飲むので、家計簿の費目はどちらかの「お小遣い」ではなく、「酒代」になります。
お酒好き夫婦はこの酒代に加えて、外食費もオーバーするのが特徴です。
外食の回数自体は少なくても、2人でアルコールを頼むのですから当然会計は高くなります。
例えば、私たちがよく行く居酒屋で飲み放題をつけると、ソフトドリンクコースは1,000円以内ですが、アルコールを含むと1,790円です。
一般的な外食回数と予算、そして酒代は?
総務省の家計調査報告(pdf)によれば、2人以上の世帯がひと月にかける外食費は平均1万3,260円です。
たしかに、我が家もアルコールさえ注文しなければ1万3,000円程度におさまるはずです。
外食回数は、ランチ、ディナー問わず、ひと月3回から4回が一般的とされています。
ただ、ぐっと回数を減らして記念日や誕生日に奮発するという家庭もあるかもしれませんね。
自宅で購入する酒代はいくらでしょう?
こちらも家計調査によりますが、ひと月の酒代が平均3,467円、その他の飲料代が平均4,838円です。
お酒を飲まない家庭の場合は、その他の飲料代が少し多くなるのでしょう。
「晩酌を充実させよう計画」の手順
外食に行くなら昼間を基本にしました。
昼間なら必然的にソフトドリンクを注文するようになります。
ディナーではなくランチですが、むしろ選ぶ楽しみは広がりました。
夜は敷居が高いレストランや老舗のお寿司屋さんの多くが、格安でランチを提供していることを知ったからです。
土日もランチメニューが食べられるお店は増えてきましたし、和洋中を楽しめるホテルのブッフェもおすすめです。
夜の外食は月2回までにしましたが、ランチで外食のお出かけ気分を満喫しているので、今のところ2回で十分です。
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晩酌の充実
夫婦が共通して飲める種類のお酒を大容量でそろえます。
ウイスキーや焼酎は、リットルのペットボトルで売っていますし、ワインなら、注ぎ口がコックになっている箱ワインが便利です。
ジンやウオッカは普通サイズのボトルでいいでしょう。
これらベースのアルコールさえあれば、自宅にあるものでさまざまなカクテルができます。
自宅カクテルのレシピ
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・ 焼酎の水割りと水に溶けるインスタントコーヒー
・ ワインにジンジャエール
・ アップルかオレンジジュースに洋酒(なんでも)
・ ウイスキーに砂糖と紅茶のティーパックを漬けて1日待つ
・ 日本酒につぶした果物(なんでも)とクラッシュアイスを混ぜる
味の調整には、最低限ポッカレモンがあればなんとかなります。
これが我が家の、お酒好き夫婦の外食費と酒代が減った「晩酌を充実させよう計画」です。
お酒や外食を控えて我慢するのではなく、少しの工夫で好きなだけ飲んで、食べて楽しい時間を過ごしてください。(執筆者:白戸 春)