100均アイテムは、はずれを恐れずアイテムを試せる点が魅力です。
特にキッチンアイテムは種類が豊富でアイデアあふれた製品が多いので、筆者もいろいろ買っては試していますが、中にはリピ買いしながら愛用しているものもあります。
今回は筆者が以前から長く利用しているアイテムや、「これは長く使える!」と実感したアイテムを3つご紹介します。
目次
「抗菌まな板シート」(ダイソー)

プラスチック製の薄いまな板です。
我が家では、大きさが違うものを何枚かそろえています。
以前はホームセンターなどで高いものを買っていましたが、すぐに汚れたり傷がついたりするのが悩みでした。
でも、108円なら手軽に買い替えることができるので、今は汚れや傷が落ちなくなったらすぐに買い替えています。
ちょっと果物などを切りたい時は単独で使い、食事の支度で複数の食材を切るときはまな板の上に載せて使います。
調理の際は食材が変わるたびにまな板シートを取り換えことができるので衛生的。
また、そのつど重いまな板を洗う手間が省けるので、下ごしらえの時間を短縮できるのも大きなメリットです。
また、洗うと汚れがさっと落ち、お手入れが簡単なのも◎!
もはや我が家の台所に欠かせない調理器具となっています。
「調味料入れ」(ダイソー・セリア)
調味料入れも愛用しています。
といっても、調味料ではなく、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのお掃除用粉末用として使っています。
汚れを落としたいものに振りかけたとき、ちょうどいい量が出てくるので便利です。
写真は、現在我が家で使っている調味料入れ。
どの容器にどの粉が入っているかをマジックで書いてあります。

茶色のふた:セリアの「ふりふり調味料ケース」
赤いふた:ダイソーの「チューブポット」
以前はこれらの粉末を袋のまま使ったり、ふたつきの容器に入れたりしていました。
でもそれだといちいち手やスプーンなどで取り出さなければならないし、湿気で固まりやすいのが悩みでした。
しかし、これらの調味料入れを買ってからは、使いたい時に片手でちょうどよい量の粉末を振りかけることができ、後片付けの時間を少し短縮できます。
また、粉末が湿気で固まることもほとんどない点でも合格です。
結構使い勝手がよいので、今後は調味料入れとしても使ってみようかと考えています。
3通りの使い方ができる「シリコーン伸びラップ」(ダイソー)

シリコーン伸びラップは、最近ダイソーで見つけたキッチンアイテムです。
この製品は3通りの使い方があります。
1. ラップ代わりに使う

一応ラップ代わりとしては使えますが、食器への密着度はそれほど高いとはいえません。
2. すべり止めとして使う

すべり止めとしての効果は抜群です。
食器の下に敷くと食器がテーブルの上ですべらなくなります。
これなら、お子さんの食器落下防止にも役立つのではないかと思いました。

また、砥石の下にシリコーン伸びラップを敷いて包丁を研いでみたところ、砥石が安定して研ぎやすいと感じました。
3. 蒸し器がわりに使う
少量の食品を蒸すのにも使えます。
パッケージに記されている通りのやり方で焼売を蒸してみました。
最初にお皿に少量の水を入れ、その上にシリコーン伸びラップを敷いて食品を乗せます。

お皿にラップをかけ、500Wの電子レンジで5分。
ふんわりと蒸しあがりました。
蒸し器を使うと15分程度かかりますが、これなら手持ちのお皿を使って短時間で蒸すことができて便利です。
正直、ラップとしてはあまり使いやすさを感じませんでしたが、すべり止めや蒸し器としては大いに役に立つという印象です。
100均アイテムは進化を続けている
100均では常に商品が新しくなっています。
新規アイテムの登場はもちろん、定番のアイテムもより使いやすい形に改良されているのがわかります。
特に、キッチンアイテムの進化はめざましいものがあり、消費者として目が離せません。
そのことから、100均では常にアイテムをバージョンアップさせることで、消費者の100均離れを防ぐ工夫が行われているのがわかります。
それが100均の最大の強みではないでしょうか。
筆者は今後もさらに100均の探索を続け、魅力的なアイテムがあれば「マネーの達人」でご紹介したいと思います。(執筆者:大岩 楓)