最近話題になっている、スマホ決済を使った無人コンビニエンスストアに行ってきました。
アリババやテンセントなどのほか、さまざまな企業が続々出店を始め注目されています。
24時間営業なので、好きな時間に買い物ができ、便利さは日本と変わりません。
いったい何が普通のコンビニと違うのか、検証したいと思います。

目次
入店は一人ずつ
安全性を考慮して、一人ずつしか入れません。
店舗入り口は自動ドアになっていて、ドアが開いて一歩進むと、店舗に入る前にもう一枚自動ドアがあります。
後ろのドアが閉じると中に入れる仕組みです。
今回利用したこのお店はその必要がなく、簡単に中に入れましたが、防犯上入店時に専用アプリで認証する無人コンビニもあります。

商品や価格は他のコンビニと変わらない
店舗内の取扱商品や雰囲気は、普通のコンビニとあまり変わりがありません。
変わったところと言えば、商品ごとに大きなバーコード付きの価格シールが貼ってあるところです。

小規模ですが、雑貨・フード、ドリンク類やお菓子などの種類が豊富です。
水が2元、コーラが3元など、他店と価格はほとんど変わりません。
商品を選んだら、出口に向かいます。
支払い方法がスマホ決済のみ
店舗内にレジはありません。
出口の自動ドアを一歩進むと上部にモニター付きのセルフレジがあります。

一人ずつ中でスマホ決済をします。
※欲しい商品がないときは、セルフレジモニター横にある「購入商品なし」ボタンを押すと、出口の自動ドアが開くので、外に出ることができます。
支払い方法
(1) ほしい商品を棚に置くと、自動で商品のバーコードがスキャンされます。
棚の周囲にスキャナーがあるようで、置くだけなので簡単です。

(2) 値段と商品の数量が画面に出るので、間違いがないかここで確認。
OKなら支払いへ進みます。
(3) 微信か支付宝のどちらかを選び、QRコードをスキャンして支払いを済ませます。
(4) 外へ向かう自動ドアが開きます。買い物終了です。
ショーケースから商品や飲料を取り出すと、自動的に検出され、清算がその場で行われるお店もあるので、店舗ごとの利用方法に多少の違いがあるようです。
盗難が異常に少ない
店舗内での行動はすべてカメラでチェックされ、料金を支払わないと外に出られません。
そのため、盗難が驚くほどが少ないそうです。
大都市の人通りの多い場所ロケーションに出店されている点も防犯に役立っています。

まるで大型の自動販売機の感覚
無人コンビニは人に接することがないので、商品の種類が多い自動販売機のようです。
必要なものだけを購入して、さっと帰れる手軽さと便利さが今後どのように受け入れられていくのか注目です。(執筆者:桜井 まき)