たまにはひとりで時間を気にせず、街を散策してのんびりしたい。
ただそれだけだったのに、思いのほか散財してしまい後悔したことはありませんか?
ムダ使いをせずに充実したひとり時間を過ごすため、カンタンな3つの下準備をお伝えします。

目次
無料でくつろげるスペースを把握しておく
おなかが空いたわけでもないのに、やたらとカフェに入るクセのある人は、あらかじめ出かけるエリア内にある無料スペースを把握しておきましょう。
「エリア名・無料・休憩・スペース」のいずれかを組み合わせて検索すると見つかります。
おすすめは、デパートの休憩所やパウダールーム。
ベンチではなくソファやデザイナーズチェアなのがくつろげます。
また、お気づきかもしれませんが、近年は地下の歩行空間や駅構内にも、テーブルと椅子が用意されたスペースが増えています。
穴場の可能性が高いのは、観光客しか訪れないような公立の資料館や記念館です。
美術館や博物館は入場自体がほとんど有料ですが、資料館や記念館には無料の休憩スペースが設けられていることが多いのです。
手持ちのクーポンとクレジットカードを再確認
切り取った紙のクーポン、スマホにダウンロードしたクーポン。
ため込んでいるばかりでは期限が切れてしまいます。
当日どこで何のクーポンを使うかを決めておきましょう。
クレジットカード派の人は、カードの特約店をチェックすると行き先を決めやすいです。
たとえば、JALカードはロイヤルホストを利用すれば2倍のマイルがたまります。
Tポイントもためられるクレジットカード(ファミマTカードやYahoo!JAPANカードなど)は、すかいらーくグループを利用すると加盟店利用ポイントがつきます。
当日は、水筒と在庫メモを忘れずに

飲みものを入れた水筒は子どもとのお出かけには欠かせませんが、大人のお出かけにも忘れずに。
おいしい自作の紅茶やカフェ・ラテがあれば、自動販売機をスルーできます。
優雅にウィンドーショッピングを満喫して帰る予定が、つい食料品売り場にも寄っておきたくなるのが主婦。
念のため、在庫メモは常に携帯しておきましょう。
デパ地下の食料品売場は、スーパーより少し早めに値引きシールが貼られます。
17時過ぎから徐々に安くなりますから、その日の晩ごはんに間に合うかもしれません。
ムダ使いをせずにひとり時間を過ごす下準備は、小さな旅行計画のようで楽しい作業です。
ハシゴしてしまったカフェのレシートを眺め、使いそこねたクーポンやサービスに後悔しないお出かけを楽しんでくださいね。(執筆者:白戸 春)