最近充実度を増している100均文房具コーナーは、筆者もよくチェックしています。
なかでも特によくチェックしているのが、100均ができる前から愛用していた定番の文房具。
以前は文房具店で買っていた文房具が、100均ではその半額、場合によってはそれ以上に安い金額で買えるのですから、大変お得です。
そこで、筆者が個人的に愛用している100均文房具のなかから、書類などをまとめるフラットファイルをご紹介。

また、おすすめの使い方や、筆者独自の活用法についてもお話しします。
目次
フラットファイルとは?

フラットファイルは、オフィスや学校などでおなじみの紙製ファイルです。
100円で3冊セットのフラットファイルは惜しげなく使えます。
また、書類をジャンル別に分けて違う色のフラットファイルに綴じれば、中の書類をファイルの色で判別できて便利です。
おすすめの使い方は「プリント類の管理」
100均フラットファイルの使い方でもっともおすすめなのは、やはりプリント類の管理でしょう。

たとえば、子どもの学校から届くプリント類は膨大な量になりますが、それらのプリント類は捨てるに捨てられません。
かといって、うっかり重要なプリントを分けないでおけば、ほかのプリントに埋もれて必要な時にすぐに出てこなくなり、探すのに苦労してしまいます。
そのような書類の整理にこそ、100均フラットファイルが最適です。
とりあえず処分できないプリントは、すべてフラットファイルに綴じておき、必要がなくなったら捨てればいいのです。
そのような形でプリント類を保管しておけば、必要なプリントを探す手間が省け、家事や育児の時間短縮にもなります。
筆者が行っているフラットファイル活用法とは?
ここからは、プリントをまとめる以外のフラットファイルの活用法として、筆者が行っている方法を3つご紹介します。
使い方1.雑誌等の切り抜きを綴じる
筆者は以前から、古い雑誌を捨てる前に自分がとっておきたいページを切り抜き、コピー用紙などに貼って綴じてきました。

その内容は料理のレシピやもう一度読みたい特集など。
特に料理のレシピは何年たっても使えるため、ボロボロになっても活用しています。
使い方2.捨てる雑誌やWebページのコピーを綴じる
現在は、コピー機能がある複合プリンターが家にあるため、捨てる雑誌やWebサイトの気になるページなどは全てコピーし、種類別にファイリングしています。

そうすることで、読みたい書類をすぐに取り出すことができて便利ですし、書類を探す時間の短縮にもなります。
使い方3.穴を開けたくない書類はクリアポケットに入れて綴じる
大量の書類を綴じるのに便利なフラットファイルですが、ひとつ大きな欠点があります。
書類に穴をあけないと綴じられないことです。
しかし、穴があるクリアポケットに書類を入れば、大事な書類に穴を開けずに綴じることができます。

個人事業主の筆者は、クリアポケットに入れた確定申告の書類を1年ごとにまとめ、フラットファイルに綴じて保管しています。
といっても、100均のクリアポケットは非常に薄くて破れやすいため、それだけは文具店で買った丈夫なものを使っています。
最初からポケットがあるクリアブックを使った方がいいのでは? とも思いました。
しかし、確定申告では忘れたころに税務署から届く書類もあるため、できれば追加でファイリングするポケットを増やせるファイルの方が使いやすいのです。
そのような理由から、現時点では、確定申告関連書類の取りまとめにフラットファイルが最適だと思っています。
ファイルに綴じる書類は著作権に注意
最後に、フラットファイルに綴じる書類の取り扱いで注意すべき点について、お話しします。
雑誌の切り抜きやコピー、あるいはプリントアウトしたWebページには著作権があります。
法律的には、それらの著作物を個人が使用する目的でコピーすることが例外的に認められています。
しかし、それを人に譲渡したりWebに載せたりすると著作法違反になります。

そのような理由から、コピーした書類は、あくまでも個人で使うにとどめておく必要があります。
以上のことに留意しつつ、上手にフラットファイルを活用しましょう。(執筆者:大岩 楓)