生活している中で絶対に支払わなくてはいけないのが、電気・ガス・水道代です。
これらの費用は「塵も積もれば」で、ちょっとの節約でも長い目で見ると大きな額になります。
今回はこの「水道代」を節約するワザをお伝えします!
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目次
自治体と水道局がおススメする節水コマ
水道のハンドルの内部にはコマという部品があり、水道管を通ってきた水はコマの周辺を通って蛇口から出てきます。
節水コマとは、このコマにでっぱりを付けることで流れる水量を減らし、同じだけハンドルをひねったとき、蛇口から出る水の量が自然と少なくなるという節約・節水アイテムです。
東京都水道局によれば、節水コマを取り付けることにより、蛇口の開度によっては最大50%の節水効果があるそう。
この節水コマ、実は各自治体や水道局が「節水に役立つ」として取り付けを推奨しており、一部の自治体や水道局では希望者に無料配布しています。
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節水コマは自分で取り付けできる!
節水コマは自分でも簡単に取り付けができます。
2. 水道のハンドルを全開にし、スパナでパッキン押えを外す
3. ハンドル上部(回して水量を調節するところを)を外し、古いコマを取り外す(ピンセットを使うとやりやすい)
4. 節水コマを差し込み、ハンドルをもと通りに組み立てる
5. 元栓を元に戻して水が出る状態にし、完了
ただし、水道のハンドルや蛇口の形式によっては節水コマが取り付けられないケースもあるため、事前に自宅の水道に取り付けができるかを確認しましょう。
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筆者の母に聞いてみた!「節水コマで節約できた?」
筆者の母は節約の達人で、もちろん実家では節水コマを導入済。
実家の台所の水道は、確かに水流弱めです。
最初は違和感がありましたが、使っているうちに慣れました。
節水コマを導入したのは子ども達が独立した後です。
節水コマに交換して節約できたかと尋ねたところ…
とのこと。けれど…
とのこと。確かに!
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節約の鬼の母は、洗い物をするとき、食器を全部スポンジで洗い終え、流すときしか水を出しません。
そもそも節水・節約を心がけている家庭だと、節水コマを使っても微々たる効果しか出ないかもしれませんが、何度注意しても水道を出しっぱなしにし、少しの水量で済むところを、ハンドル全開でジャージャー水を出して利用することが多い家庭では、大きな効果が感じられそうです。
まとめ
特に、節水・節約に意識がいかない家族がいる家庭では効果が高いのではないかと感じました。
無料で手に入ることも多い節水コマですが、ホームセンターでも100円ほどで購入できます。
試しに使ってみてはいかがでしょうか。(執筆者:草間 綾子)