アパートへの入居を検討する時に、多くの人は一度は内覧します。
内覧時に綺麗な物件、おしゃれな物件であれば、入居したいという気持ちもぐっと高まります。
しかし内覧時に殺風景であったり、古くて汚い物件では、なかなか誰も住んでくれません。
そこで古めの物件でも綺麗でおしゃれに見せるポイントを3つお伝えします。
これを実践すれば、入居率を上げられるでしょう。

目次
綺麗でおしゃれに見せるポイント
1. 床にラグを置き、ツートンカラーにする。
内覧時、床にはおそらく何も置いてないはずです。
床材として、フローリングは人気がありますがクッションフロアは最近の若者に人気がありません。
そこでクッションフロアをおしゃれに見せるため床に2種類のラグを敷いてみましょう。

ラグを敷いておけば、床が直接痛むこともありませんし6畳に3畳ずつのラグを敷いてみると、室内をツートンカラーで彩ることができて、ぐっと印象がオシャレになります。
少なくとも安っぽい六畳一間の物件という印象はなくなるでしょう。
2. 入り口やキッチンに観葉植物をおいておく。
もう一つ考えたいのは、入り口やキッチンで観葉植物を置くことです。
観葉植物は生活に緑と潤いの気持ちを与えてくれます。
室内に置くインテリアといして、ワンポイントアクセントにもなりますし、緑が置いてあるというだけで人間はなんとなく自然の息吹を感じられて気持ちよくなるものです。
あまり大型のものをおくと手入れが大変ですし、部屋の中を狭く感じさせてしまうので鉢植え程度にしておきましょう。

そういった観葉植物が一つ置いてあるだけでも、部屋の印象がぐっと温かみのあるものに変わっていくものです。
3. 壁面の一面だけ壁紙を変えてみる。壁面収納を試す。
壁紙も入居率アップのために、少しアレンジしてみましょう。
ここで重要なのは、全面の壁紙を変えるのではなく、一面だけ壁紙にアクセントを与えることです。

全面が同じ壁紙では、それが当たり前になり、内覧した人にインパクトを与えることができません。
一面だけ模様や色が変わっていると、そこが目を引き「このアパートは変わったデザインだな」という印象を与えやすくなるのです。
一面だけ色が違う壁紙があると、そこを中心にベッドを置いたり家具を置いたりなど、生活の様子を想像しやすくなります。
また壁でもう一つ挑戦してみたいのが、壁面収納です。

壁面収納を試すことで、収納とインテリアを兼ねられるので、部屋の中を明るくおしゃれに彩ってくれることでしょう。
壁面収納をしても良いように、この壁だけは穴を開けてもいいですよと伝えておくと、DIY好きな人が住んでくれやすくなるかもしれません。(執筆者:長嶋 茂)