行政サービスってどんなものかご存知でしょうか?
行政サービスは、どの自治体でも必ずある、「住民の生活をサポートしてくれる制度」です。
国や自治体が行っているサービスなので、利用料が無料であったり、格安で受けられるものもあります。
中には、お金が貰えたり、支払ったお金が戻ってくるケースも少なくありません。
ここでは、知らずに損しているかもしれない、お得な行政サービスについてご紹介しています。

目次
行政サービスを利用するための注意点
・自分で申請が必要
・申請条件を満たす
行政サービスの内容を把握する
行政サービスの内容は、自治体によってさまざまです。
出産、子育て、医療、介護をはじめ、特定の物を購入する際に助成金が出る場合もあります。
ですが、これらのサービスは知っていなければ申請することさえできません。
行政サービスは、知らずに損している方がとても多いんです!
まずは、自分が暮らしている自治体で、どんな行政サービスを行っているのかを調べることから始めましょう。
自分で申請が必要
行政サービスは、対象者に1人1人に通知をするとは限りません。
子どもの医療助成や幼稚園・保育園の補助金などの手続きは、自治体も把握し、保育期間が絡んでいるため通知をしてくれることがほとんどですが、自ら申請を行わないと貰えないお金もたくさんあります。
補助金は「来るのを待つ」のではなく、補助を受けるために自ら行動することが重要です!
申請条件を満たす
補助金を受け取るためには、どんな場合でも必ず申請条件があります。
申請期限が1週間など短いものもありますので、ときどき自治体HPをチェックしておくことが大切です。
また、新生に必要な書類も揃える必要があります。
購入時のレシートや保証書など、“購入した証明”が必要になる場合がありますので、重要な書類は捨てずにすべて保管しておきましょう。
こんなのも対象に?!驚きの行政サービスをご紹介
3人乗り自転車補助金〈東京都葛飾区など〉
3人乗り自転車の助成金制度は、全国的にみても案外たくさんあります。
3人乗り自転車は、電動の場合10万円以上する高額な買い物ですから、少しでも補助があると助かりますよね!
予算的に「電動が欲しいけれど難しい…」という場合でも、補助金が出れば安く購入できるケースもあります。
東北地方、東京、埼玉、茨城で、3人乗り自転車の補助金がある自治体を表にまとめました。

地域を限定してみても、これだけ多くの自治体が補助を出しています!
補助金制度を知らずに購入してしまうと、数万円損してしまう場合もありますので、知らなきゃ損な貰えるお金と言えますね。
生ごみ処理容器等購入費制度〈埼玉県熊谷市〉

熊谷市では、生ごみの減量化を図るため、家庭用の生ごみ処理器購入に補助金を交付しています。
電気式生ごみ処理機の場合、なんと最大3万円も支給されるんです!
電気式生ごみ処理機は、生ごみを乾燥させてカラカラにするため、腐りませんし臭いません。
液だれもしないので捨てやすく衛生的です。
また、ゴミのかさも1/5程度に減らすことができるため、ごみの減量を測ることが可能になります。

このような3万円以下の電気式生ごみ処理器なら、実質無料になります!
民間賃貸住宅家賃助成〈東京都新宿区〉

新宿区では、民間賃貸に住む方なら誰でも貰える「賃貸助成金」があります。
単身者とファミリー世帯でそれぞれ助成金は異なります。
平成29年度の場合、募集数は単身者が30世帯、子育てファミリー世帯が50世帯と限りがあり、さらに申込み資格もあります。
抽選で当選した場合、助成金を受け取ることが可能です。
申し込み資格に該当し、抽選で当たれば、かなり大きな助成が受けられますよね!
家賃助成を行っている自治体はなかなかないので、新宿区の強みとも言えるのではないでしょうか。(執筆者:三木 千奈)